県議会文教常任委員会の管内調査(阪神地区)2日目。まず、伊丹市立南小学校。



伊丹空港からひっきりなしに飛行機が飛んでいました。この自体に児童数増、尼崎市からの転入があり、来年度は教室が足りないかもとの近年珍しい課題も。


まず5年生の新学習システム加配教員、英語専科非常勤講師による英語授業の見学

伊丹市費負担のELTの先生も一緒です。



英語の教材

学校内の掲示にも英語が!


見学後、校長から外国語教育の取り組みについて説明を受け質疑応答。


小学5年生でよく話せたり理解出来てまして驚きました。最低限わかっていること、歴史に学ぶことは和製英語を早く始めたって意味がないこと。いつぞや来日したアメリカ人政治家が日本人が中高大行けば8年も学んで英語をほとんど話せないとわかって驚いていた記憶があります。否応なくこういう時代がすぐ来ます。

その後、尼崎の県立武庫荘総合高校。

「今春新設された福祉探求科の状況」の調査。また「総合学科の溶接授業」の見学も。



















溶接現場の見学!

女子生徒の方が溶接技能で上を行く場合が結構あるとのこと。溶接に取り組む女子生徒がいること自体に驚きました。

午後一番は臨時に兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)の近年の取り組みと劇場。

大鳥館長から説明を受けました。


築40年なんですね。驚きました。

その後、昨年のスイーツ甲子園で準優勝した学校法人 育成会の育成調理専門学校へ行き、「3年で調理師・高卒資格のとれる課程等の状況」の調査、「実際の授業の見学」を行いました。








質疑応答の際にはスイーツ甲子園で準優勝した3人の3年生がそのケーキをつくって出してくれました。私、普段は甘いものは食べないんですが、頂きました。チーズケーキとほうじ茶をつかったムースの融合。お世辞抜きで美味しかったですね。私が昔のように甘いものを再び食べ出したら体重は100キロ行くかもしれません(笑)。


その後、調理の実習授業では大阪の老舗割烹つる家リーガロイヤルホテル店の総料理長が本校OBの料理人と一緒に出汁のとり方などを指導されているなど、他にも西洋料理などの実習を見学しました。





実習以外の生徒は数学などの勉強も。料理と高校課程の両立。大変ですね。

準優勝した3人は就職が内定しており、2人は県外なんですが、1人は神戸元町の有名洋菓子店に決っているそうです。たまにお土産に買ったりしますがまたあそこで買おう!

最後に県教委阪神教育事務所。







所管事務の調査、生徒数の増減や学区統合の影響などの推移などをチェックして終了。今回はハードスケジュールでした。いいことです。これから神戸の県庁へ向かいます。

これで今年度のみならず今任期の常任委員会の管内・管外調査は全て終了しました。お世話になった皆さま本当にありがとうございましたm(_ _)m。