神戸の県庁。県議会文教常任委員会の阪神地区の管内調査。まず神戸市西区にある兵庫県立大学本部(神戸商科キャンパス)。


谷口委員長の挨拶

太田副理事長兼副学長の挨拶。兵庫県立大学の名前は定着し、今の現役学生は旧来の大学名称は知らないとの話も。OBらから旧来の学校名のほうが良かったとの話をいまだに聞くとの話の反論だろう。OBらは統合に批判的でいまだにそんな声が残っているということだろう。

経済学部と経営学部を再編し、国際商経学部と社会情報学部を新設。合わせてまた、留学生を多数受け入れる学生寮を新設する。説明を受け質疑応答。

グローバルビジネスコースというと私の少し知っている一橋大学では大学院で行われているような実社会のビジネスとリンクしているイメージ。ここでは高校卒業生を対象に、外国人留学生には日本企業等の現場で管理者として働けるような人材になってほしいというイメージ。いきなり18歳でMBAではないとの話だった。加えて奨学金制度についても確認。






その後、学生寮建設現場へ。



その後、中央区の「人と防災未来センター」内にある県立大学神戸防災キャンパス。




減災復興政策研究科の説明を受け質疑。


実際の学生さんとも話をさせてもらいました。自治体派遣が半数ほどいるとか。確かにそうでしょう。事後対応ですから。



最後の挨拶は神戸市中央区選出の小池副委員長。この大学院研究科ができたのは間違いなくこの方の熱意。誰も異論はないでしょう。

その後、西宮市にある関西学院高等部。





文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)指定を受けた4年間の取り組みの説明を受け、質疑を行う。高等部1年生の中間考査あとに希望者40人を募って、授業時間外に7時間目のSGH授業を行う。クラスは別々。意志ある人が集う。同じSGHでも入試前からクラスが決まっている姫路西高とは全く違う。英語能力の向上ではなく外国との交流といった観点で成果を上げているそうだ。




公立高校とは違う学費水準。だからこそ別の充実がある。

図書館


図書館教室

高中等部礼拝堂
キリスト教の教えに基づく学校

最後には同じく西宮にある神戸女学院岡田山キャンパス。



ヴォーリズ建築の重要文化財の保存、耐震化工事等について説明を受け、現地見学をさせて頂きました。









関西学院高中部の礼拝堂、巨大とも言えるような高等部図書館(図書館内に教室があり図書発表の授業が行われていました)、神戸女学院の12もの重要文化財…。85年前から使っている図書館のランプ…。これらは公立の学校ではまず見られないものでした。恐れ入りました。