神戸の県庁。9月定例県議会最終日。会派の議員団総会。その後、決算認定議案などの討論、採決。

他に議員の県議会欠席理由に出産等を明記する議会規則の改正の議員提案追加上程も。今朝の出勤時に、妊娠中の西宮市選出のO県議が議会棟の前の坂をゆっくり登って歩いていたので心配して満員電車とかも大丈夫?と声を掛けたが、12月出産予定とのことなので12月定例議会で最初の適用者になるかもしれない。

I知事からは太陽光発電規制条例に風力発電を加える条例改正の追加提案も。県北部の新温泉町で大規模な風力発電計画があり大変なことになっているらしい。

少し前に淡路島で台風接近により発電風車が倒れたばかりだが、近隣に居住している住民の自然環境や意見を無視して自然エネルギー発電とかありえない。昔から自然環境を毀損するような開発案件に住民が反対する話はあったが、自然エネルギーのために近隣居住民の生活環境を脅かすなんて話はなかった。制度が間違っているということだ。

追加分はいずれも自民、共産を含めた全会一致で可決。

さらに請願の審議も。県内の市町立の小中学校では普通教室へのエアコン設置を終えている自治体もあるし、後回しにして、他の施策を優先してきた自治体もある。この差はかなり大きい。必要な施策、税の使徒の優先順位を別の施策と比較して自治体で決めたのだから議会も含めて自治なので住民も含めてそれが判断。

今回の請願は、これまでなかったエアコン設置に新たに補助制度を設けよとの話。既に設置を優先してきた自治体には県の補助金はなかった。

この話に議論の判断を迷うような話が出たので流石に一兵卒ですが苦言を呈しました。エアコン以外にお金を使った自治体に、整備が遅れているから別に新たにお金をあげましょうなんて話が通るのかという話です。自治でも何でもない。これは重大な自治の話だと思います。

その後、県教育委員会が来年度の県立高校募集定員について定員減を報告.発表。旧姫路・福崎学区と西播学区の統合された第4学区では県立姫路南高校の普通科1クラス40人、同太子高校の総合学科1クラス40人が前年度比で削減されることになった。

中学校の卒業生は県全体で前年比1492人減る。クラス数の削減は今後も続く。人口減少が続く中で学校を残すにはクラス減は致し方ないだろう。

また県道路公社が運営する播但連絡道路花田インターの北向きETCレーン増設も発表された。確かに渋滞が発生していたのを見たことがある。早い対応だ。

その後、様々な陳情要望に対応。皆さん真摯に対応頂いて感謝。

夜、県議会行財政構造改革調査特別委員会の本日での終了に伴う会合。特別委員会は目的を達成すると終わる制度。

この9月議会では決算審議のほかに、来年度以降の県の10年間の財政フレーム等を決める行政改革指針が新たに議決された。その条例化までに県議会では10回の行政改革調査特別委員会が行われたが、私も会派の命により委員となり財政関係を中心に質問を担当した。その打上げ。

井戸知事のご挨拶

山本敏信行革特委員長のご挨拶

司会は中之薗新行政課長。

金澤副知事の乾杯のご発声。行革特別委員のほか、井戸知事や金澤、荒木両副知事という県の最高幹部が参加されました。トップ3がこうした少人数の会に全員参加する会は私の過去には経験がないです。委員会の経過等の議論について非公式な話を含めて盛り上がりましたね。

私が新人県議時代の11年前、当時新設された行革特の委員に同じ会派に先輩議員がたくさんいる中で例外的に委員になりました。

当時も担当されていたA副知事、F局長がこの場におられるのも凄いですね。当時の私は若さもありかなり尖っていました。生意気なことを言っていたと思います。

井戸知事から今議会のことについて驚くような指摘がありました。決算審査について会派の総括質問で事務担当者が担当、調整するところを、私が議員として一問質問に直接介入したんですが、その変更点を知事があれ書いたの竹内さんでしょ、と。

県のトップがそんなことに気づく…。ありえないので直立しました。恐れ入りましたm(_ _)m。


散会後も中枢実務を担う県幹部の話を聞かせて頂く。大変勉強になる。まだ私より10歳くらい上から若い人でもまだ私より上の世代。実際、管理職として実務経験がゼロの私には全部勉強。

散会後、私がお世話をさせてもらった夫妻、その友人らと別の会合で四方山話。

健康に産み育ててもらった両親はじめ先祖に感謝。