神戸の県庁。各会派政務調査会2日目。まず警察本部。私からは違法民泊の取締についての県や自治体との連携、三田市の女性の違法民泊殺人事件における県警の殺人罪での逮捕と検察の傷害致死としての起訴となった関係についての民意の発現、被害者感情の考慮、捜査現場の意見の反映について発言。県内暴力団の最近の動きについても質問しておく。

また、他の議員から働き方改革関連の質問があり、県警の有給休暇取得率が昨年度平均9.1日、夏季休暇が4.7日、月平均超過勤務時間が15時間という答弁も。

元姫路署長でもある有田総務部長の挨拶並びに主要事業の進捗状況の説明。

刑法犯認知件数の推移


重要犯罪の認知件数・検挙状況
重要犯罪とは、刑法犯のうち,個人の生命,身体及び財産を侵害する度合いが高く,国民の脅威となっている重要犯罪(殺人,強盗,放火,強姦の凶悪犯に略取・誘拐,強制わいせつを加えたものをいう。

兵庫県警特有の暴力団犯罪の状況

薬物犯罪の状況

知能犯罪の状況
近年汚職等で成果をあげている。

オレオレ詐欺など特殊詐欺の状況



ストーカー、配偶者等の暴力事案の状況

来日外国人犯罪の状況


交通事故発生状況

県内の交通安全施設整備の状況


その後、教育委員会。私は文教常任委員のため発言の機会があるので他の委員に発言を譲る。

他の委員からは小中学校のエアコン設置の要望も。公立小中学校は市町立の学校のためそちらで予算措置が必要となるが、自治体ごとに格差がある。

ちなみに県はお金がないが、県立高校の普通教室へのエアコン設置は市町立学校とは違って終わっている。どこにお金をかけるか、優先順位は自治体ごとに決める。それが自治。

県立高校は更に進んで今年度トイレの洋式化改修を進める。予算は20億円。凄い金額だ。

小規模高校の廃校を避けるための遠隔授業調査研究

県立美術館等における県政150周年記念イベント等の取り組み

昼食はロインの出前シャケ弁当。

その後、控室に県土整備部のM部長来訪(元姫路土木事務所長)。播磨臨海地域道路の県の現在の整備財源等に関する考え方や方向性を聞き意見交換。

その後、政務調査会再開。企画県民部②。私から、今春、民間人女性を採用して新設された広報官の役割と現状と評判について、兵庫への移住政策、カムバックひょうごセンター(東京・神戸)の相談者・移住者の傾向、職業紹介の体制、運営コスト(年間4400万円、国庫2分の1 ※別に産業労働部が運営するカムバックひょうごハローワーク東京の運営費等900万円)などについて発言。

広報官の活動内容

移住政策、特にカムバックひょうごセンターの状況

その後、産業労働部。パスポートの発行にかかる旅券事務所姫路出張所のヤマトヤシキからイーグレ姫路2階への移転については当ブログ既報の通りだが、今年11月21日に予定されていることも告知された。今年4月から土日開庁(月火の閉庁は人件費増を抑制するため)となっているが全国初だそうだ。

旅券事務所


企画県民部②でも触れたカムバックひょうごハローワーク(東京)の運営

中小企業の社員採用支援 ※政令市中核市を除く

ひょうごの酒、スイーツ支援


その後、農政環境部(農政部長所管分)。

総合的データ


穀類

果樹・花木き等


野菜

畜産、林業、水産業

水産資源。栄養塩類濃度とイカナゴの相関関係が凄い。


その後、県土整備部②。

太陽光発電施設の適正化。
二酸化炭素を吸収し酸素をつくる植物、森や林をつぶして自然エネルギーと称して、一般電気利用者のお金を強制的に賦課金制度で徴収する。一般家庭で年間一万円近くにもなりまだ拡大するという。少し考えたらおかしいのにまだ推進している国の姿勢は全くおかしい。

県営住宅の家賃の収納状況

その後、3人の同僚議員を代表しての団体の県政報告。その後、意見交換。その後、懇親会。