神戸新聞の朝刊に昨日判決のあった分煙補助金の返還請求判決の記事。県の主張が認められ補助金の全額返還が認められた。
県議会文教常任委員会の管内調査(淡路島)。洲本市にある県淡路教育事務所。
郷土の人物に永田秀次郎元鉄道大臣の紹介も。ちなみに旧制姫路中学の卒業生で、お孫さんは過日訪米記の最後にご紹介した永田秀一県議です
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平成20年度には7小学校区あった地域が毎年のように集約されて30年度には1校になった淡路市北淡地域の資料も。同じ地域で毎年のように学校の統合を行うというのは少し考えられません。この現実にはショックを受けました。
ピーク時に23万人あった島内人口はいま13万人、県の予測では30年後に7万人になるとの話も。人口減少の現実は日本社会の先行事例とも永田議員は話されていました。
また、平成27年に導入された公立高校の学区再編、神戸1・芦屋、神戸2、神戸3学区と統合された淡路学区の状況についても志摩所長に直接確認。島北部の淡路市の一部では学区統合前から明石への進学が認められていたこともあり島外進学率が高くなっていますが、学区統合による島外への進学は思ったほどではないようです(若干の数値の上昇は母数の減少が主な原因)。やはり島中南部から神戸市内への進学は簡単ではないようです。
その後、県立洲本実業高校。高校生心のサポートシステム研究開発校としての調査。
その後、県立あわじ特別支援学校。
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洲本高校など他校との交流については動画で
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180803/14/takesan110/f2/a0/j/o1080060714240749317.jpg?caw=800)
質疑応答では卒業後の進路、課題などについて質問が出た。その後、施設見学。
その後、一転北上して明石市へ。明石公園内にある兵庫県立図書館。
耐震化工事を終え、7月1日リニューアルオープンした県立図書館。
市町図書館との役割分担から学術書や専門図書を中心に収集している。郷土・地方行政の資料もあわせて収集し、県関連資料についてはデータベースを作成し、HP上で公開している。また保存状態の悪いものからデジタル化を進めている。
他の図書館等との関係一覧
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180803/15/takesan110/f8/aa/j/o0607108014240778336.jpg?caw=800)
過去五年間の蔵書数、利用者数の推移など。28、29年度に大きく落ち込んでいるのは耐震化工事中で、明石駅前の仮設図書館のみの運営だったため。
質疑応答の中では、以前併設されていた明石市立図書館が明石駅前の複合施設『パピオスあかし』に移転(以前会派で調査済)したため、来館者が減少する可能性があること、新刊の収集予算が年間2千万円と限られる中、厳選した収集となっている苦しい台所事情の披瀝もあった。鳥取県立図書館の取り組みを今年3月に調査したが、年間購入予算は1億2千万円だった。市町立図書館との役割分担は勿論だが、役割が限定的になるのは予算的にも明らかだろう。
参考-WEB版ひであき日記
その後、施設見学。
二十六 豊岡廃縣の節 翁(注:櫻井)の發議に依り 但馬全國を兵庫縣
に合し 丹後全國を京都府に合せられたる事
大久保が現在の兵庫県を形作ったと言われる説の根拠となる本とされる。この本には櫻井が発議し、大久保が決定したことになっている。全部読むとここには兵庫縣の飾磨縣編入の決定については書かれておらず、豊岡縣が鳥取縣ではなく飾磨縣でもなく兵庫縣に編入されたということが記載されているだけ。勉強になった。
昔使われていた県の巡回文庫の箱