札幌市にある公益財団法人札幌国際プラザ内にある「さっぽろグローバルスポーツコミッション」。
栗山政調会長による冒頭挨拶
担当のOさん(札幌市スポーツ局係長兼務)から説明を受ける。
北海道の豊富なスポーツ資源を活用することにより国際的なスポーツイベントの誘致・開催支援活動を推進し、北海道の魅力を発信するとともに、市民・団体の多様な交流を支え、地域活性化と交流人口拡大に貢献することを目的に設立されたNPO法人(公式HPより)。会長は秋元札幌市長。
1972年の札幌オリンピック誘致を契機に市のインフラの整備が進み地域が発展し、住民意識の高まりもあった。北海道がスポーツに適した環境にあることと温かいおもてなしの精神で更なる国際的なスポーツ大会を誘致するため札幌市が各種団体などに呼び掛けて結成。
今年度は秋に日本スポーツマスターズ2018札幌大会が行われる。今後は、2026年の冬季オリンピックの誘致を見据えて活動を本格化させる、一方、残念な話では、プロ野球北海道日本ハムファイターズが5年後に近隣の北広島市へ拠点を移すというのは痛いという話も。単発のイベントではなく恒常的な集客施設の移転は近いとはいえ痛いだろう。
その後、白石区のインタークロス・クリエイティブ・センター。市の産業振興センターであり、コワーキングスペースもある。
株式会社デジタルガレージ、オープンネットワークラボ担当のYさんらから起業支援について話を伺ったあと意見交換。
オープンネットワークラボは同社の中でグローバルで活躍する起業家育成・支援を目的に2010年にスタート。今回、東京の代官山や鎌倉のインキュベーションセンターに加えて北海道に進出することになった。進出先についてはまず福岡が候補に上がったが、北海道になった。理由は経営者が北海道出身だから(笑)。
まず、起業したい参加チームを募集し、書類選考や面接をした上で採択チームを決定。起業のための育成プログラムに参加してもらい、ビジネスモデルを構築させ顧客獲得のプレゼンまでをここで行う。これで3ヶ月。このプログラム期間の活動資金もプログラムに集中してもらうため最大1000万円提供する。また、実際の起業にあたっては、投資家とのマッチング支援やグループ内の別会社が出資等を行う場合もある。
年二回募集するプログラムの参加者は毎回90弱。過去のプログラム採択数は91(下記に起業に到った企業を一部抜粋)。ようやく近年投資回収ができるようになってきた。北海道もそれまでにはスタートから5、6年はかかると考えている。
株式会社デジタルガレージの概要。
今回の調査の企画は聞き慣れぬ横文字で何だろうと思っていたが、企画者のM政調副会長は民間投資会社出身。その意味で趣旨が明確だった。
その後、神戸空港経由で姫路に戻る。神戸空港も一時期に比べて元気がある。とはいえ、関空ではなくここがいま国際空港として開港していたら、当時の運輸省の提案を受け入れていたら、どれだけ神戸がいまインバウンドで賑わい、活性化していたか、仮定の話だが同僚議員がしみじみと語っていた。当時は地元の反対運動が強かったという。推進していたら市政は選挙でもたなかっただろう。あとで振り返るのはタラレバの話で詮無い話だが、今の関空の状況を見ればそう思うのは致し方のないこと。政治というのは難しい。
姫路。…。その後、ワールドカップはロシア大会一次リーグ最終戦はポーランドに敗れる。決勝トーナメントに出場するため、競っているセネガルとの得失点差や反則数を考え、終盤はセネガルの情報を入手しつつ、無理をせず自陣でボールを回していた。
ポーランドは世界ランキングも日本より高く強そうだ。無理をして引き分けや勝ちに行ってここで負けて一次リーグ敗退では期待値が高まっている国民もがっかりだろうから次善の策と理解しよう。ルールの範囲で仕方のないことだ。
その後、色々考え事。時計を見ると朝4時だ…。