事務所を基点に諸活動。今日も動いていると色んなところで色んな方と出会った。

JR姫路南側のロータリー工事が少しずつ進んでいる。

TOKIOの山口達也メンバーが強制わいせつ事件で書類送検されたことを昨日NHKが報道したことを受けて大騒動となり、今日は囲みの謝罪会見を行っている。

被害者は高校生という。会見でも詳細は捜査中のため明らかにされなかったが、被害者の親御さんのコメントでは娘さんが心の傷をおったことが示されている。刑事事件としては、送検後に示談が成立したということで、非親告罪になったとはいえ起訴猶予になる可能性が高いそうだが、これは駄目だ。彼も出ている鉄腕ダッシュは結構好きな番組だっただけに残念だ。

しかし、驚いたのは事件は2ヶ月も前の話であり、被害届はすぐに出されていたのにそれがNHKの報道まで漏れなかったこと、もう一つは久方振りに゛メンバー゛なる呼称が聞かれたこと。

今日は終日、テレビはこの話でジャックされていたが、この山口メンバーという、普段は全く耳にしない表現は耳につく。以前この呼称を聞いたのも同じ事務所所属の人が起こした事件の際だったと記憶している。

新聞メディアも含めた刑事事件の容疑者段階の呼称をどうするかは各メディアで基準があるようだ。一般販売もされている共同通信の記者ハンドブックでは下記の通りだ。

「実名を出す場合の任意調べ、書類送検、略式起訴、起訴猶予、不起訴処分の場合は『肩書』または『敬称』(さん・氏)を原則とする」
<a href="https://www.kyodo.co.jp/books/isbn/978-4-7641-0687-1/" target="blank">記者ハンドブック(共同通信)</a>

この基準によれば、肩書または敬称のさんづけもあるのかと思うが、未成年への強制わいせつということで敬称は使いづらくメンバーという“肩書”を使ったということだろう。グループだからメンバーが使えたが、ソロの場合はどうするのかというネット上の議論も見られた。所属する芸能事務所に配慮しているのではという話も見られる。

一方、読売新聞は警視庁の送検時の処分意見が最も重い「厳重処分」だったことから容疑者と書いていた。新聞、特に一般紙は芸能界やその力関係を忖度する必要はない。事務所に配慮するなんてことはないだろう。そんな新聞の中でも呼称が分かれたことは興味深い。

昼間から焼酎を一本空けて酩酊していたという話も出ていた。お酒で失敗するな、飲んでも飲まれるなという話は子どもの頃から祖母の口から何度となく聞いてきた。一方、飲んだあとの人格は後天的に変えられるものではないというのも自分が飲むようになってわかったこと。笑い上戸、説教癖、酒乱の人は、やはりいつまでもそうだ。飲んでも飲まれるな、はかなり難しいということだろう。

その意味では断酒が再発防止策となることは間違いないが、一人暮らしだと誰も止めてくれない。被害者の親御さんは「娘にも山口氏にもこれからがある。この過ちで1人の人生の未来をすべて奪われることは私たちも望んでいない」とも言っている。無期限謹慎の中で断酒が徹底出来るかではないか。

この問題には色々考えさせられる点が多い。もって他山の石とすべきだ。

昼食は十二所前町は姫信本店前のレストランCoreでミックスフライ定食。