昨晩から森友学園の問題で大きな動き。朝日新聞の決済文書の書き換えの疑いというニュースが出てからしばらくしても二の矢、三の矢がなく、逆にフェイクニュースではというネット情報も出ていたが、どうやら報道は事実だったようだ。報道機関として総理から直接名指しで批判されるような時代になっている。これが誤報なら取り返しのつかない話になっていたと思う。

しかし、この学園の元理事長らの姿は国民の感覚としては、もう終わった、見たくない話だった。そんな気がする時期に入っていたが、その姿も娑婆にはなく、また、その次元の話でもなくなっている。
一方、今回の問題では情報は野党ではなく大手メディアを通して出てきている。これだけ大きな役所内の問題でも野党には話が全く聞こえてきていなかったのだろう。野党に言っても意味がない、つまり政治に緊張感がない状態ではなかったか。
政権交代が現実的ではないと思われるから官僚側も公平性や中立性を度外視しても官邸に忖度したほうがいいと考える。誰に評価を受けるのが得かの論理だ。
これからの事実関係解明こそ大切で背景も含めて十分解明されるべきだ。合わせて、野党の現在の状況が官僚が忖度したほうが得だと考えるような土壌をつくっているとも私は思っている。
何でも反対や追及だけでは万年野党となり、二度と政権交代のない国になってしまいかねない。さすがと国民から思われるような、とかげのしっぽきりで現場のとかげのしっぽ切りで終わりとならないような官僚側からも評価が得られるような質問を国会ですることが大切だと思う。
昼食はフェスタ地下のタコピアでたこ焼き。