県議会健康福祉常任委員会の管内調査で
東播磨へ。まず明石駅前のパピオスあかし。県民との意見交換会を実施。テーマは明石市の「手話言語・障害者コミュニケーション条例」について。
明石市では同条例の理念に基づき、2年前からろう者と手話通訳者が市内28校を訪問して小学4年生に対して手話教室を実施。終了後に児童は手話教室の感想文を書くことになっており、その感想の紹介や現場でのろう者側の受け止めなどについて私から質問しました。大変素晴らしい取り組みだと思いました。
また、明石市視覚障害者福祉協会が要望していたJR明石駅への転落防止のためのホームドア設置については当該の視覚障害者団体だけでなく障害当事者等団体連絡協議会全体で署名運動に取り組み、県内最初に実現されることになったこと、パピオス明石共栄会では、各店舗にコミュニケーションパネルがあり、各種障害のある客でもスムーズに注文などのやり取りができるようになったこと、特別に出席した泉明石市長からは日本財団の補助金を獲得するなどして市としては350万円程度の予算でこうした事業を実施できていることで他の自治体でも実施可能との説明もありました。
あわせてパピオス明石の館内見学も。ワンストップサービスの明石市総合窓口、タブレットを使った手話通訳者による遠隔通訳サービス、バリアフリー図書館、子育て支援各種機関のワンストップフロアなども見学しました。泉市長ならではの取り組みだとこのビルの昔を知る人が語っていましたが一同で驚きました。
その後、加古川市にある東播磨県民局。加古川、明石健康福祉事務所の所管事務調査。