台風5号が接近、姫路にも大雨、洪水警報が出ているため、街頭演説は中止。

神戸の県庁へ。三木市あたりでは時折日差しも見える。

到着後、控室で会派総会。新しい議員提案条例の話も。これまで議案の修正が出来るのに手を付けてこなかったここが、近年、修正を一足飛びに新しい条例の制定に頑張っている。本来機能の実行に過ぎない話。本当に意義のあり、住民により近い立場にある議員の知見が活かされる条例なら歓迎だ。

その後、各会派政務調査会。各部局から今年度の主要事業の進捗状況について説明を受けたのち質疑応答。


糟谷県土整備部長の冒頭挨拶

県土整備部①(土木局・県土企画局)。私からは姫路市内で踏切を基点に渋滞している県道太子御津線 茶ノ木踏切、県道田寺今在家線 棚田踏切の工事状況、完成年度について確認。これまで同様、それぞれ平成32、34年度の完了予定が示された。また、兵庫県道路公社が運営する播但連絡道路の値引き社会実験の利用状況・効果、姫路港旅客ターミナルエリアのリニューアルに関連して、姫路の経済界の代表的な立場の方の声について、特に神戸港との比較について確認。

その後、警察本部。他議員が任用に質問。警察官採用後すぐの初任者研修中の退職、すなわち警察学校の入校中に退職する人の比率について、28年度実績で12.8%、29年度はこれまで9.5%となっていることが明らかに。数年前より改善された。退職理由として「研修が厳しい」というものから「団体生活になじめない」という理由が増えているという。警察官になりたいと聞いた人には話しているが、高い倍率の試験を合格しても、研修中にこれだけの比率で辞めて行く。ここで我慢、通用しない人は現場でも駄目だと関係者から聞いたことがある。甘い職業ではない。

私からは強制わいせつ事件などの性的犯罪を起こす人の再犯状況(7割近い)と、釈放、刑期明けの対応状況、アメリカや韓国などのGPSを利用した再犯対策などとの比較を含めた性犯罪対策について確認。

その後、企画県民部②(県民生活局・ビジョン局・女性青少年局・科学情報局)。今年4月1日に開設された『ひょうご性被害ケアセンター「よりそい」』(警察に相談しにくい性暴力被害者の心身の負担軽減、医療機関への同行支援、法律相談などを行う相談所)の運営については、7月末までの3ヶ月間に80件あまりの相談があったが(女性から)、医療費の給付対象となるような重篤な話はまだないこと、また、現在はセンターの存在は周知されておらず、現在、大学のトイレやコンビニなどポスターを掲示する場所を拡げているという話も。

私からは過去に県が力を入れていた日本海のメタンハイドレート採掘について、知事が水素エネルギーに重点を置いていること、原油安の影響でアメリカの地上シェールガスのコストレベルでも倒産が相次いだこと、石油の埋蔵量の昔の教科書話は都市伝説のような話であったことなどからエネルギー対策についてはコスト面を考え、スクラップビルドを機動的に進めるように提案しておく。

その後、農政環境部(農政企画局・農林水産局)。他の議員から神戸ビーフについての指摘などが出ていた。

全国で上位を占める本県の農林水産物

終了後、広域調整課のT課長らと8月の関西広域連合議会の本会議一般質問について打合せ。滋賀県庁で開催される。

夜、台風は兵庫県から離れる。県庁を出た7時前には風も雨もほぼおさまった。その後、議会座談会。

昼食は桃花源の出前弁当。