姫路キャッスルHで開催の播磨政経懇話会。慶応大学の中島隆信教授による「大相撲の経済学~そこに見える日本経済~」と題する講演。
中島教授は大相撲のファンであり、大学での研究対象であり、日本相撲協会ガバナンスの整備に関する独立委員会副座長も務められました。
場所ごとの報償金の仕組みや実際の金額などの説明のほか、年寄名跡(団体役員)の金銭売買問題、引退先送りのための過去の八百長問題、現在、新人が増えていない中で、潜在失業者(25歳以上で三段目以下に多数が滞留し、他の職業にも再就職が難しい現状)が生まれている状況などについても多くの時間が割かれました。
現在、稀勢の里の横綱昇進・初優勝で盛り上がっている大相撲の影の部分について、過去の問題発覚から実際は何も変わっておらず、ガバナンスで問題点が残っているという解説でした。
とはいえ大相撲の特殊性は日本社会と似ており、問題点があっても現在のように大人気で受け入れられていると。日本社会においては、他の文化やスポーツとの価値観で比較して、文化性、競争性、商業性のど真ん中にあるのが大相撲。だから日本社会で受け入れられるんだ、と。勉強になりました!
その後、新たに立ち上げられた兵庫県スリランカビジネス協議会のメンバーとスリランカを結んでの会議に合流。
スカイプを使ってのインターネット中継会議。私も話せと言われるが、まだまだ勉強不足。
姫路、首都コロンボにある事務所、コロンボの中心市街地に出掛けている特派員の3者で映像を見ながら会議。街の様子や飲食店なども生中継。改めてすごい時代なったと感じる。
その後、東京オリンピックの合宿等の誘致についてKさんと打合せ。まだまだ機運が高まっていないということで新たな提案を受ける。
その後、本日開催の姫路城薪能についてハマモトコーヒーのH会長から色々教えて頂く。勉強になる。
その後、事務所。