神戸の県庁。昨晩の豪雨で例年以上に長く咲いてくれていた桜も散っている。
県議会健康福祉常任委員会の閉会中調査。人権と国民健康保険について。特に後者の国保については法改正により来年度から保険者が市町村から都道府県に変更される。国保の広域化である。
国保加入者は国民全体の4分の1ほどだが、健保組合や協会けんぽなどの被用者健康保険に入っていない、かつ国保組合も入っていない自営業者や無職の方、高齢者が多いという状況から、他の組合や一般財源等の支援で成り立っている。今後の更なる高齢化により市町村の負担が重くなることが予想されることから都道府県へと移管される。あれっと思うかもしれないが、その通り。都道府県に移管しただけで財政が好転するはずがない。
これまで居住市町村によってまちまちだった国保料(税)の金額などを今後どうしていくのか、一般会計からの繰入金の扱い、累積赤字未処理自治体2市(宝塚市・宍粟市)の問題などが議論された。国の対応も後手後手のようで制度は試行錯誤でスタートしていくものだと考えられる。
その後、取材対応。こちらも試されるが、内容を聞けば自分でもきちんと調べているかどうかはすぐわかる。丁寧に対応。その後、企画県民部のN資金財産室長と打合せ。その後、式典の品を探すために県内を東奔西走。
今日は友人らが私の留守中に事務所に来てくれたみたいだ。感謝。
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昼食は県庁近くの良友酒家でランチ。