神戸の県庁。健康福祉常任委員会。付託議案については既に質疑を終え、予算の採決を待って採決することとなっていた。可決。

その後、本会議。予算をはじめ29年度関係の条例等の採決。各会派の討論のあと、採決。国会でも予算については本会議で討論するが、他の議案は形式的として殆どしなくなった。討論に値する議案かどうか見極めることが大事だ。天に唾する茶番ならば取り上げる必要はない。センスがない。

本会議には年度末の閉会日直前の恒例となっている包括外部監査の報告書が議場配付された。県の病院事業に関するもの。退職給付引当金を満額引き当てると91億円の債務超過となることのほか、多くの病院で固定資産管理台帳やシール添付の不備が認められるなどの指摘があった。後者については病院移転時等の棚卸で追加の多額の資産減耗(特別損失)が突然発覚することをこのほど指摘してきたが、まさにこうしたことが原因であり納得。

一方、民間病院にはない、公立病院事業の会計的課題として最も重要といっても過言ではない一般会計繰入基準について課題認識がないことが報告書で見てとれ少し残念。当該事業の受益者が病院の偏在により都市部に偏っているなどの課題とあわせやはり議会の側でしっかり見ていかなければならない。

一般会計繰入金について
県議会決算特別委員会
平成21年10月22日 竹内質問と答弁
http://www.takesan110.com/honkaigi/091022/#4
 
その後、議員団総会。会派新役員等について協議。その後、衆議院の森友学園問題に関する籠池証人の証人喚問中継を同僚議員と見る。与野党とも論客揃い。過日も指摘したばかりだが、先の都議会の喚問と違って原稿を棒読みしている人などいない。一方の籠池証人も殆ど即答。これもまた珍しい。いずれにしろ今日で幕引きとはならなそうだ。

その後、姫路の知人と夕食懇談。

野球のWBC準決勝は本会議中で肝心なところが見れなかったが、アメリカに敗北。やはりアメリカ、強い。もちろん日本も強い。やはり国別対抗戦はいい。これからも続けてほしい。

昼食はワンミンの宅配中華弁当。