県議会健康福祉常任委員会の管内調査2日目。淡路島の県洲本総合庁舎。21日に竣工したばかりの新施設。




尾原県民局長の挨拶


淡路3市区域を所管する洲本健康福祉事務所の事務概要について説明を受け質疑応答。

私からは自殺対策の過去からの取り組み、社会福祉法人等への監査指導のあり方について確認。



「あわじ 植えてはいけないけし 自生エリア拡大阻止作戦」についての質問も。





淡路島はけしの自生地で種が靴底につくなどして拡散することもあり、拡大阻止は簡単ではないという。

その後、新庁舎見学。竣工したとはいえ本格的な供用開始はまだ。


局長室




全容


県立淡路医療センターと隣接する洲本市立文化体育館が一望できる。姫路駅前もこんな感じになるかも。

その後、淡路市の㈱多幸が運営する「たこせんべえの里」。県版HACCP認定施設の調査。施設内で「みりん小丸」の製造を行っている。




濱端工場長から兵庫県進出や県版HACCP取得の経緯などについて説明を受け、意見交換。濱端さんは明石大橋開通で追い込まれたフェリー会社の営業から転身、入社。現在は現地の責任者として活躍している。


平成13年に当時の津名町の企業誘致に応じ、愛知県知多半島から進出。パートさんを含む従業員23名は全て地元採用。淡路産玉ねぎを使用している。現在スルメイカの世界的不漁により商品供給ができない状態にあるという。冷暖房管理、コーヒー無料の店舗なりの様々な課題も聞けた。

その後、施設見学。







その後、神戸市中央区はポートアイランドに昨年5月移転開業した県立こども病院。




長嶋院長の挨拶列びに病院概要の説明





病院の診療科内容、沿革など


診療科ごとの患者数


地区別患者数


その他の診療状況




過去3年度の経営指標



私からは臓器移植が必要となるような重篤な患者の受入状況や現在のこども病院の課題について確認。

前者については数多くはないが手術を実際に行う京都大学、大阪大学病院との連携が重要となること、後者については、須磨から移転した結果、患者数が若干減少傾向にあること、産婦人科・小児科の周産期医療にかかわる医師の確保が当病院でも簡単ではないこと、新人看護師が多いことから(今年度はなんと140人)熟練看護師の負担となっていること、電子カルテ導入に伴う負担増などが挙げられた。

その後、病院見学。









終了後、神戸の県庁。控室に来訪のKさんと歓談。その後、姫路へ帰る。