午前中、自宅で休む。年末とはいえ、今年は特にオーバーペース。わかっているがとめられない(苦笑)。

網干のあぼしまち交流館。網干西・網干連合自治会主催イルミネーションフェスティバル。

大正琴によるオープニング。







勢川網干西連合自治会長による主催者挨拶

次に、県立飾磨工業高校多部制の柔道部監督を務め、柔道団体の全国大会を9連覇している三輪光先生の講演(講演内容は下に)。


その公務員、教員離れした風貌と熱血指導で現代版スクールウォーズ的にバラエティー番組にも出ておられます。

近年個性派教員が少なくなっていると言いますが、本当に近年稀に見る方でした。








講演まとめ
10年前に飾磨工業多部制(旧定時制)に赴任した。パチンコに行っている生徒を見つけて指導していたら警察が来て、逆に自分に疑いの目が向けられた。高校の教員だと説明すると、「そんなはずはない、教員の証明書を出せ」と。見た目で判断され生徒を脅しているかのように見られた(笑)。

柔道部の監督になった。学校ではいま計画(plan)、実行(do)、評価(check)、改善(act)、PDCAサイクルが大切だと言われる。確かにそう。しかし、ここではその前に無気力な子どもが多く、まずやる気にさせることが大切だと思った。

まず絶対にできることを何回も繰り返させた。それが自信につながる。次は挨拶。保育園のときは誰でも挨拶する。できない訳がない。『ありがとうございました』の大切さ。両親や自分が生きていることに感謝する思い。

そういったことが出来てくると次は、大きな目標を掲げる。柔道部の生徒に『てっぺんを目指そう、日本一になろう』と呼び掛けた。そのためには苦労や覚悟がいる。私がどれほど誘導しても指導しても彼らにやる気や才能、頑張りがないと夢は実現されない。あと、同じ目的を持った仲間がいること。同じ目標に向かって切磋琢磨することが大切。

今振り返ると、最初の子どもたちを指導していた頃は全く褒めてやることが出来なかった。やっておけば良かったと苛まれるときがある。もう少し、早く褒めてあげておけば、と今の子どもたちと向き合っている。

全国9連覇が出来たのは彼らが本当に頑張ったから。彼らと巡り会えた運命に感謝している。(文責:竹内)



教え子でもあった娘さんとの親子関係や親子の絆、努力の意義などのビデオ放映もあり、会場は涙やすすり泣く声、来てよかったとの感想も聞かれていました。人の気持ちがわかる先生ですね。


その後、網干西小学校スクールバンドの演奏も。

その後、中座して知人の忘年会。その後、更に別の医療関係の面々と懇談。