朝、理容Mで散髪。Mさんから髪を染めているのかと聞かれる。今のところ染めていない。このほか四方山話。

その後、大寿台の善教寺。毎月恒例の『サロン・ド・阿弥陀』。ゲストはABC朝日放送アナウンサーの浦川泰幸さん。「いのちを守るためにテレビが出来ること」と題する講演。




浦川さんは昭和46年生まれ。熊本県生まれで立命館大学を卒業後、ABC朝日放送にアナウンサーとして入社。おはよう朝日メインキャスター、アタック25司会を経て、現在は平日夕方に放送されているキャストのキャスターを務められています。


「灘のけんか祭りで忙しいところわざわざ来てくださってありがとうございます(笑)」の話でスタートしたお話は、
「アナウンサーを目指し各局を受験した。東京のキー局から試験は始まり、落ちた人は、大阪へと流れていく(笑)。当時の最初の試験がフジテレビ。当時は露木茂さん、中井美穂さんら有名なアナウンサーもいて、フジテレビのアナウンサー試験だけで7000人が受験した。そして運良く一次試験に受かり、アナウンス講習会などにも参加し、最終面接まで行った。その時の面接官が松倉悦郎さん、今の結城思聞住職だった。ロマンスグレーのかっこいい人だった(笑)。

当時のことは覚えておられないと想うが、昨年、朝日放送で夕方に私がキャスターを務めている「キャスト」という番組でお寺の問題を特集した時に取材をさせてもらった。

最近、お寺が門徒・檀家減少などによって潰れているところも多いということの取材だった。ここ善教寺は今日のような『サロン・ド・阿弥陀』という新しい取り組みなどをしているということで対極の元気なお寺として取り上げた。

私は熊本生まれだ。私は大学から熊本を出たが、故郷では母一人で喫茶店を営んでいた。その母が17年前、クモ膜下出血で倒れた。再起できないと思ったので、母を大阪に連れてきた。いまも一緒に住んでいるが、元気になっている。

半年前に熊本で大地震が起こった。地震の報道は目立つものが中心で日本のテレビ局はほとんど同じ視点に立って報じていた。それでは駄目だと思って自分が現地に入ったとき、違う目線で報じようと努力した。

先日の阿蘇山の噴火。ニュースを見ている人は恐らく熊本全域が火山灰で覆われたと思っているかも知れない。しかし、現地に行くと噴火は一回で、当時、風が北東向きに吹いていたため灰はその方向を中心に落ちている。つまり、被害は全域ではなく、有名な温泉地も全く被害を受けていない。だけど、被害がない地域があるということはメディアは報じない。現地を応援しようと思って報じているが、大丈夫というところは報じない。

報道には大きく見て3つの役割があると思っている。人権擁護、再発防止、権力監視の3つ。災害報道は再発防止に含まれると思う。

とはいえ、民間放送は視聴率競争でもある。キャストは夕方5時前頃からやっているが、他局が強い。先の3つが報道の役割だと思ってずっとやっていると、視聴率が落ちてしまう…。いまは翌朝9時に視聴率が1分単位で全てわかってしまう。楽しい、美味しい番組のほうが数字はぎゅっと伸びている…。だけど、落ちててもやらないとと思うし、落ちないように工夫しないとと思う。

テレビ局が信用が失っている話を聞くこともある。自覚もしている。ネットのほうが速いことも知っている。遅いのは裏を取っている、つまり関係各所に確認作業をしているから。テレビにはきちんと正しく伝える役割がある」。








終了後、結城さんと3人で控室で直接お話する機会を得ました。浦川さんと共通の後輩も肴に色んな話をさせて頂きました。テレビではわからない趣味の話が出て驚きました。私と話が合いました(苦笑)。


お母さんの分の食事も作るという心優しい浦川さん。ワンちゃんも飼っておられるそうでゴールデンレトリバーの久遠くんもすぐ懐いていました。

その後、「小芋祭り」で有名な荒川神社の秋祭り宵宮へ。氏子のうち南側の町坪、中地、玉手の3地区の練り合わせが総合スポーツ会館前で行われるということで地元の自治会長さんから声を掛けて頂く。



















露払いは各地区の子ども屋台(ふとん屋台)。次いで大型の大人屋台が練り合わせを行っています。動きが激しく、我々見物人の最前線まで迫ってきましたので動画にチェンジしました。


初めて最前線でじっくり見ましたが、子ども屋台は男女関係なく、子どもやお母さんが担いでいる地区もあるなど、また他の地域とは異なる陣立てでした。明日も来いと言われましたが、明日は難しいのですが(笑)、見応えがありました!また来年以降行きます。お声掛け頂き、ありがとうございました!!


昼食はマクドナルド保城店でテキサスバーガー。