神戸の県庁。本会議。一般質問初日。朝来市選出のY県議(自民党)から①JR播但線への蓄電池車両の導入、②播但連絡道路のネクスコ西日本への移管などについて質問がある。播磨・但馬連携の話。

①JR播但線の平成10年度に寺前駅までが電化区間となり、以北については非電化区間としてディーゼルエンジンの車両で営業している。以北については電化に必要なトンネルの拡大などコスト的に難しい。実際には、以北への連絡に10分を要するダイヤがあるなど以北の住民の利便性が課題となっており、実際に乗客が以前と比べて半数程度となっている。JR西日本に対して、非電化区間にもそのまま乗り入れできる蓄電池車両を県としても要望してきたが、JCR西日本からは実用化の研究や小型化について検討を重ねており、29年度末までに性能試験を終了できるように務め、導入路線を決定できるようにしたい旨の回答が出ている、との話。

②現在、兵庫県道路公社が運営する播但連絡道路は、ネクスコ西日本への移管検討路線ではない(遠坂トンネルについても同様)。また、播但道の料金体系はネクスコの料金体系より安い(のでメリットはない)。現在、播但道は料金収入により平成44年度までの建設費の償還を進めており(その後無料となる)、計画通りであるので、今後の動きを見守りたい、との話も。

夕方から少し雨模様。今後について意見交換など。

昼食は出前弁当。