世界的な情報サービス企業であるトムソン・ロイターの2016年「トムソン・ロイター引用栄誉賞」が21日発表された。学術論文の引用データ分析から、ノーベル賞クラスと目される研究者を選出し、その卓越した研究業績を讃える目的で発表されるものという。

トムソン・ロイターのプレスリリース

15回目となる今年は、日本人研究者3名を含む合計24名が受賞。日本からは、化学分野において2名、医学・生理学分野から1名が選出された。ノーベル賞受賞の可能性があるような社会的に有為な高度な研究をされているということだ。

この日本人3人のうち、崇城大学DDS研究所特任教授・熊本大学名誉教授の前田浩さんが、兵庫県、県立龍野高校出身という。播磨出身の色んな有名人もいるが、ノーベル賞は聞いたことがない。

「がん治療における高分子薬物の血管透過性・滞留性亢進(EPR)効果の発見」いうことで抗がん剤をガン部分に集中的に滞留させるという仕組みを発見し、治療に役立っているという。

前田浩さんの略歴
兵庫県立龍野高校、東北大学農学部を経てカリフォルニア大大学院(フルブライト奨学生)、東北大博士課程修了。東北大医学部助手(細菌学)、ハーバード大学癌研究所研究
員、熊本大医学部教授(微生学)、熊本大名誉教授、崇城大薬学部教授・特任教授を歴任。(医博、農博)。

日本初の坑道ラドン浴温泉「富栖の里」公式HP関係者のコーナー
姫路市安富町のラドン浴温泉 富栖の里のページにも郷里に近いということを書いておられます。

こればかりはスウェーデン王立科学アカデミーが化学賞の受賞者を発表するの10月5日までわかりませんが、もし受賞となると大変なことになると思います。

今日はお休み。家族のお出かけにも同行せず。ブログ3日分連続更新(笑)。後輩のOくんがテレビ番組をつくったというから放送を拝見。私も協力依頼を受けていたが役に立たなかったが…。最後の帯まで見ろというから目を凝らして見る(笑)。はっきりとディレクターとして名前が入っていた。凄い。

夕食。気温は上がらず秋の訪れを感じさせたということで今シーズン初めての鍋。