午前中、来客・相談対応など。午後から北条の中播磨県民センター。農政環境委員会の西播磨地区管内調査に地元議員として出席。


徳安委員長の挨拶

委員らは午前中、宍粟市を中心にまわったようで、鹿の食害、捕獲後の利活用などについて、活発な質疑応答が行われた。また雪姫ポークと姫路の桃色吐息の違いなどについての質問も。農林水産・環境分屋を所管するが、今日は農・肉関係の話が大半。

現実の市場では、国産牛肉や豚などの高騰やそれに伴って価格転嫁できない中小企業の苦境があり、姫路においても、現に老舗企業が営業休止となるなど大きな影響が出ている。また、全国的には大一産業に共通する肥育農家の後継者不足などの課題もある。

食肉業界の今後については、姫路に欧米向け輸出ができるハサップ認定の出荷施設が建設されるが、今後、神戸ビーフなどの高級肉を食べる海外の顧客が増え、順当に輸出されるようになると当然ながら、価格がさらに高騰する可能性がある。美味しいものは高くなるということ。

一方、ジビエ料理や鹿バーガーなどでの鹿の食肉活用も本委員会で取りあげられたが、鹿を早く血抜きしてさばいたからといって養育された食用牛とおなじような値段で提供し、その味で比較するというのはどうだろうか。万人に競って食べられるなら税で捕獲や処理費用を支出する必要もないが全くそうなっていない。捕獲は現実問題として受け止め、食での大量提供という理想と現実は分けて考えるべきではないか。



終了時に地元議員代表として私が挨拶。私からは水産分野について話す。上記の表のように牡蠣は西播磨が県内シェア100%。広島、宮城、岡山に次ぐ国内4位を西播磨で出荷している。今春相生や赤穂の牡蠣まつりが中止されたのは広島の種がきに頼っているためその影響を受けたから。広島に頼らない生産物にすることが課題と。

昼食は花北の勝福でネギラーメン。

最近ここによく来ている。なぜかと考えると甘めの豚骨スープが癖になっているから。そう言えば醤油ラーメンも甘めが好み。通常は一味マニアだし、超辛口が好きなのだが、ラーメンだけは甘めが好み。なぜだろう。