電車やバスを乗り継ぎ山口県庁は山口県議会。山口県産業戦略部のK主幹から「県内製造業に就学した理系大学院生または薬学部生に限定した奨学金返還補助制度」について説明を受ける。





平成27年度から年20名を3ヵ年、在学時に日本学生支援機構(旧日本育英会)から受けた奨学金のうち200万円を補助する制度。総予算は20×3×200=1億2000万円。市費と国の特別交付税、企業からの寄附金を財源とする予定だが、企業の寄附金額等は未定。

県内企業にアンケートをしたところ、高度な理系人材が県内企業の採用で120人程度不足しているとの結果が出て、行政として不足分の半数60名の就職を支援しようという考えという。


28年度は国の地方創生予算措置の関係で3月末で締め切ったが、予定の20名には達していない。


返還時に補助する制度のため、現在のところまだ対象となっただけで実際の補助は発生していない。私からは県の狙う高度な理系大学院生、薬学部出身者の充足状況等について質問させて頂いた。

その後、観光振興課のM調整官から「大河ドラマ後の観光振興、新たに制定した観光振興条例」について説明を受ける。



まず、観光振興条例の成果として、観光予算が倍増したことをあげ、それによって取り組まれた内容等について説明を受ける。県としては通過型の観光ではなく、宿泊客数を目標設定し、現在国内370万人、海外8万人を計400万人に拡大したいという。明治維新の薩長土肥の連携を観光でも、と鹿児島、高知、佐賀の各県と共通観光パンフレットの作成をしたり、スタンプラリーをしたりと。






越田政調会長から御礼の挨拶