いま熊本のボランティア作業2日目を終え、今日の班は解散となりました(といま1706ころ公園近くのベンチでこれをスマホ入力していたらまた余震が!)。

しかし、今日は昨日よりもかなり暑かったですね。今晩、誰か熊本にいたら声掛けて下さいね。ビールでも飲みましょう。姫路行き最終の新幹線までしかいることが出来ませんが…。(同じく熊本支援のため現地にいた高校の同級生、FB友達Tさんから連絡をもらったんですがニアミスで残念でした)

今日は、ホテル近くの水俣駅から出発。今春から乗り入れているJR九州のななつ星が停車していました。いつか乗りたいですね。反対側の肥薩おれんじ鉄道の普通列車で新水俣へ。そこから新幹線で熊本入りしました。

ボランティアセンターの9時の受付前に到着。後ろから「竹内さん!」なんと昨日同じ班だった私の父と同じ年のおじさん。今日は、ブロック運搬作業に手を上げて出陣されました。凄い!

私は第一陣、男3人で依頼者宅へ。壊れた大きな本棚のステーションまでの運搬作業でした。男3人で楽勝。中央区内で早く終わったので、センターに戻り、もう一か所希望ということで、東区健軍(西南戦争勝利にまつわる地名)のサテライトセンターに急行。そこで熊本駅で買い求めたくまモン弁当をかき込み、新たな男女4人で依頼のあったお宅に伺いました。

こちらはボランティア部隊が入るのは2日目にもかかわらず大散乱。家具が倒れ、家にヒビが入ったり、雨漏りがするため、散乱した物品に漏れた雨が染み付いていました。もう捨てるしかありませんね…。ゴミ袋がいくつあっても足りません。

4人で数時間、汗を吹きふき作業をし、ゴミステーションへ何往復もしましたが、終了時間まで終えることが出来ませんでした。

そして、最後に一つだけ大事な家具を別のアパートに運んでほしいとのこと。2年前に他界した奥様が嫁入り時に持ってきた柿の箪笥でした。ご主人曰く「2年前に死んで良かった。こんな辛い思いをしなくて良かったから」と。答えようがないですね。

ご主人は現在も小学校体育館で避難生活を続けておられますが、被災していない地域の方等との軋轢などで苦しんでおられるようで、近くのアパートを借り、そちらに移るつもりのようです。雨漏りから守るために一番大切な家具をそこに運んで貰いたかったんですね。そういえば昨日も嫁入り箪笥の話がありました。

その後、最終の新幹線で姫路に帰ってきました。たった2日間でしたが、ここには書けない話や感じたことがあり、貴重な経験をさせてもらいました。ありがとうございました。

追伸
今日で地震から丁度一ヶ月が経過します。当地でのボランティア活動は個人宅の片付けが進んできており、今後はニーズが変化すると思われます。これから参加されようとする方は熊本県や各市町村の社協のHPなどで確認の上、ご参加されることをおすすめします。

以下、写真です。活動写真は撮影禁止となっているのでありません。逆時系列に並べています。

皆さん、お疲れ様でした。










ボランティアセンターサテライト
















おまけ

今日の昼食。朝、熊本駅で買い求めたものです。

※以上、時間がなく、ですます調のFB文章をほぼ転記しました。