朝のワイドショーはプロ野球の賭博問題の高木選手の昨日の会見一色。関わっている飲食店経営者が怖かったと言っていた。発端の週刊文春にも胴元関係者として飲食関係者とかが出ているが全員匿名、どう考えても普通の人たちではない。強制権のない任意の調査では限界があると元ヤメ検の弁護士が言っていたが、告発しなくても捜査機関が率先して動く話だろう。

しかし、高校生なら小さな不祥事でも連帯責任とされ甲子園出場はおろか対外試合すら出来ないような処分が下される。プロ野球との連帯責任の考えのギャップと言ったら同じ国の同じスポーツなのかと思いたくなる。残念だ。

その後、姫路市立増位中学校の卒業式。

私の母校でもある。


卒業証書授与の後、照本校長先生の式辞。鎌倉初期の鴨長明『方丈記』から「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」を引き、当時の平安から鎌倉への政権交代や天変地異などを現在の震災や自然災害などに置き換え、諸行無常であり何が起こるかわからない時代、と。
だからこそ校訓にある『至誠』、誠を尽くすことこそが大切になる。命を大切に、社会に貢献できる人間になってほしい、と。


また、本校OBで私の先輩である白井俊充PTA会長の来賓挨拶では「これからの人生について『失敗』と書いて『せいちょう』と読んで頑張れ!」と。


恩師らへの花束贈呈


送辞や答辞、式歌や旅立ちの日にの斉唱などもありました。立派な卒業式でした。他の人のFBを見ていると市内のある学校では、高校受験を前に、卒業生は全員マスクを義務付けるとともに、在校生は全員欠席としたところもあったようです。色んな学校がありますね。



その後、姫路キャッスルホテル。播磨政経懇話会。



講師は早稲田大学大学院アジア太平洋研究科の浦田秀次郎教授。演題は『TPPと日本経済再興』。












今後予想される日本の人口減少、労働力不足による経済の伸びが厳しい見通しなことに対して、(女性活躍以外に)TPPへの加盟や多国間FTАの締結により関税障壁を出来る限り撤廃し、現在低くなっている外国からの対内投資を増加させ、貿易を拡大することを提案。

また、過去は世界的に高かったが、いつの間にかOECD諸国の平均より低くなっている日本人の労働生産性の向上と付加価値の拡大についても合わせて実施することで日本経済の再興を考えるべき、と。関税の撤廃により競争が激化する農業は他の施策で支援していくとともに、外国との競争でも勝てる農業分野で勝負すべきとも。

教科書のようなお話でしたね。廃業などに追い込まれる利害関係者がおらず、生き血が通っていなければすぐにでも実行できるんでしょうが。

とはいえ、少子化対策が現実には中々前進しているように映らないので人口推計は低位で推移すると考えれば、移民に頼らず頑張るには方向性はこれしかないでしょうね。

その後、事務所。その後、山陽百貨店。


嵐山町のくら寿司。最後にシャリカレー。カツのせトッピング。一度食べて見たかった。