雨。県議会警察常任委員会の管内調査同行2日目。姫路警察署。



まず、県警交通部のN参事官(運転免許統括)から4月1日開設予定の姫路優良・高齢者運転免許センターについて説明を受け、設置予定現場を確認。


説明を受けた会場が講習会場となるところ。








センターの総面積は800㎡。免許用写真撮影機3台が搬入されるスペースなども確認。

優良講習は30分、写真撮影などの事務手続きを最速で済ませたとすると全部で47分で即日交付が受けられる。土曜と年末年始だけお休み。

また、従来通り、即日交付以外の初回講習、一般講習(5年間で軽微な違反1回は1時間)、違反講習(それ以上は2時間)は姫路警察署で受けられるが、計2回の来署が必要となる。これは講習スペースの関係で違反者等にも即日交付を行うと明石のセンターと同規模、現在の倍くらいのスペースが必要となるため。

ちなみに、兵庫県内の運転免許保有者は348万人(全国8,200万人、兵庫は7位、うち西播管内は56万人)。うちゴールド免許保有者は約50%。

質疑応答後、姫路市民の反応等について委員から質問されたため、地元議員を代表して私から話す。実はまだそれほど知られていないが、知った人の半数は喜ぶ。ゴールドの人の比率と同じだ(苦笑)。

私ちょうどが2年前に県警に対して姫路への免許運転免許センター設置を強く主張した政調会。26年1月の段階では警察の予算要求に入っていなかった。その時の担当課長の答弁は姫路市からの要望はないとして極めて強い慎重姿勢だった。N参事官は本部の前総務課長としてその場にいたため覚えておられた。それが2月の正式な予算には入った。決め手は姫路市内3署の再編。それがなければやはり設置は無理だったとも。姫路再編を手掛けたのは当地出身のM元総務部長。最終的には知事の強い設置要請。そうしたことが相まって実現した。利便性の向上、その対象の多さ、低コストから私の中では最も意味のある成果だったと思っている。


その後、武道場。任官3年以内・幹部昇任1年未満の若手警察官らの実践的総合訓練の現場へ。





姫路のマックスバリュで買い物をしようとしていた男性が、ひったくりにあうという想定でロールプレイング方式で実施される。


ひったくり現場


通行人による110番通報


現場急行。被害状況や犯人の特徴などについて確認。


目撃者への聴き込み。警察常任委員にも行われ、黒田県議が犯人の目撃情報などを答えていました(笑)。


不審者発見。任意の所持品確認。本格的な反論をする犯人でした(笑)。

終了後、職務質問や所持品検査など任意捜査の手法について、教官の指導、警務課長らによる講評、警察委員による指摘も。



その後、県内には警察学校と姫路署にしかないという射撃場へ(撮影禁止)。警察官は勤務形態にかかわらず年間1回の発射訓練が義務づけられている。とはいえ任官30年以上のベテランA署長でも現場で発砲した経験はないそうだ。銃の禁止されている社会 日本。アメリカとは違う。

その後、相生署へ委員と別れ、陳情を受けるため現場へ。なんと肝心な書類を忘れる…。鞄から出して確認したのが逆悪かった。情けない。

その後、事務所に戻る。イコカカード機器設置工事も今日は上りホームだ。その後、諸活動。



幸町の長浜ラーメン。替え玉。