神戸の県庁。政務調査会2日目。

農政環境部(①農政)
開会に先立ち全員で故人を偲び黙祷。神戸ビーフのもととなる但馬牛肥育農家の後継者不足も言われているが、外国人研修生等の雇用受入れ状況の確認。漁業と違ってないようだ。平成29年に宍粟市に開校が予定されている(仮称)ひょうご林業大学校の開設準備費6000万円に国庫補助等の国費充当がない理由の確認。

県土整備部
28年度の主な事業内容は県道太子御津線の道路改良・①茶ノ木踏切バイパス設置(継続)、県道宍粟香寺線 第二西川踏切(香呂駅南)の拡幅完了、県道姫路神河線の歩道設置(姫路市内)、県道姫路停車場線の無電柱化。

県道田寺今在家線 北今在家橋の耐震補強、市川河道対策、船場川調節池整備(継続)、八家川の調節池創設工事、夢前川の河川堤防沈下対策工事。

大江島排水機場の更新、姫路港須賀岸壁の修繕、兵庫西流域下水汚泥処理事業の中央監視設備改築・クレーン設置。

このほか、②北近畿豊岡自動車道 八鹿日高道路の供用開始、新名神高速道路(大阪府境~神戸市)の28年度末供用開始、与布土ダム完了。

①渋滞解消の重要箇所である茶ノ木踏切バイパス工事については、網干駅北側の太子町内で文化財の発掘調査が必要となる可能性が高いとの答弁も。若干遅れる可能性が出てきた。また用地買収も太子町部分の進捗が姫路に比べて遅いようだ。

②北近畿豊岡自動車の進捗に合わせて関連してくるのが但馬空港との競合問題。但馬空港は現在、豊岡・伊丹間を結んでいるだけ。大阪~豊岡の高速道路の供用開始で県内間の移動の役割はより低下する。

当然、東京直行便がなければ存廃も検討すべき。現在の飛行機SAABの耐用年数が来ており、新しい飛行機 ATR42の購入も検討しており、早ければ平成30年にも、との答弁もあったが、今後東京便を含めた議論が必要となるだろう。要は東京便の成否だ。

病院局
県立光風病院の収支の悪い理由の確認。28年度190億円となっている一般会計繰入金の交付税措置率。県立病院事業拡大思考に対する財政負担増懸念伝達。県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院の統合問題の関係者への丁寧な説明について。

警察本部
平成27年の県内の刑法犯認知件数(速報)は約59,000件。これはピークであった平成14年から13年連続の減少(14年比64%減)。
①サミット関連の保健大臣会合警備対策費(金探賃借料等)1億2700万円+サミット監視システム整備費(会場周辺カメラ設置等)2300万円の計1.5億円(うち国庫支出金3345万円のみ)。ストレスチェック実施費600万円、交番・駐在所改築費1.6億円、(仮称)緊急自動車総合運転センター整備費4.6億円、ヘリテレ画像情報伝送システム更新費(デジタル化)総額11億円。違法駐車対策費(民間委託)7888万円、違法駐車移動保管対策費(レッカー移動)63万円。
あわせて山口組分裂にかかる姫路市内などの抗争状況、対策の確認。

①サミット関係会議の警備については地元負担が多額となることも明らかに。何でも手を上げると掴まされる。リスクもあるという良い勉強か。


県警幹部の皆さん。挨拶する黒河内総務部長。通常は冒頭の頭撮りなんですが、事情で最後の撮影になりました。

終了後、姫路へ戻る。新年挨拶1件。その後、H日航姫路。連合姫路新春の集い。


那須新議長の主催者挨拶。その後、各界の来賓も。












その後、県自治賞の授与式。

私も大変お世話になってきた網島前事務局長に岡本中播磨県民センター長から授与された。


謝辞

昼食はビワミンの出前中華弁当。