神戸の県庁。議員団総会。その後、県各部局の平成28年度の当初予算要求額についての政務調査会。具体的に何をするかというと県の各部局の来年度予算要求内容の説明を受け、質疑応答する。下表の通り3日間議会に缶詰めだ。


県企業庁からスタート!荒木管理者の挨拶。





要求額総括表。予算要求額は一般会計で1兆9090億円(前年比130億円減)、特別会計等をあわせた単純積み上げでは3兆335億円(前年比875億円減)。減少となっているのは、社会保障関係費は増加しているものの、中小企業制度融資や国の基金事業等の減少しているため(なお、まだ知事査定等は終わっていませんので金額の変更があります)。

企業庁。地域整備事業では播磨科学公園都市にサッカーグラウンド(客席1000名の大人用1面・子供用1面)・簡易宿泊施設の追加整備に9.5億円(年間利用料収入並びに管理費用は1000~2000万円でほぼ均衡という)。平成32年度の播磨自動車道の全線開通にあわせた道の駅の段階的整備に5億円。㈱北摂コミュニティ開発センターのUR都市機構の出資減少に伴う株式の引受に1億円など。

以降の部局も私が取り上げた事項や新規・重要事項を中心に記載。

教育委員会。
①高校の就学支援金制度(高校無償化の所得制限導入施策)の対象とならない既卒者確認の有無や実態、②県立龍野高校部活動事故判決確定を受けた部活動の指導方針、③組体操事故数全国一報道を受けた学校現場の萎縮対策など。③最近高校の運動会が面白くないと感じる。危険回避が易きに流れる、では残念。

企画県民部①。
参院選から選挙権が18歳に下がることに合わせ、選挙管理委員会が高校出前講座を実施しているが、対象校の偏り・拡大、在学中の選挙に関する教育と権利義務の重要性。播磨臨海エネルギー自立構想の現状と石炭火力発電に対する県の態度。日本海のメタンハイドレート採掘に関する県の関与度合と市場価値的観点からの見極め。

健康福祉部。
サミット関連で神戸で開催が決まった保健大臣会合関連イベント等の県・神戸市等の財政負担額。WHO神戸センターの28年以降の契約更新内容、県財政負担額。

最後は現場で取り上げても仕方がない政治マター。経緯があることも知っているが、それにしても何の役にも立てなかったことが議員として申し訳ない。猛省。

昼食は武田の出前弁当。