久方振りの休肝日の翌日ということでこれまた久方振りに朝食をしっかりとってみる。しかもカレーをおかわり。それを見ていた子どもたちが食べっぷりに驚いていた(笑)。事務所。

議会は代表質問までの間に2日間の議案熟読日。議案の中では、先の11月の健康福祉常任委員会での閉会中審査の際、12月議会付託予定議案ということで説明を受けたグリーンピア三木の土地・建物等の売却議案が含まれている。既に一部報道もされているが、相手方が延田グループというテレビCMでよく見かける事業者(1235の数字が耳に残っている)。

(公有)財産の処分は明治時代の「(北海道)開拓使官有物払い下げ事件」以降、不当に安く処分されないようにという一定の規ルールがある。自治体においても、地方自治法に基づいて「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」という県条例が定められ、一定以上のものは議会の議決が必要となっている。

[参考]  
○議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例
(趣旨)
第1条 この条例は、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関して必要な事項を定めるものとする。
(議会の議決に付すべき契約)
第2条 地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決に付すべき契約は、予定価格が5億円以上の工事又は製造の請負とする。
(議会の議決に付すべき財産の取得又は処分)
第3条 地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決に付すべき財産の取得又は処分は、予定価格が1億円以上の不動産若しくは動産の買入れ若しくは売払い(土地については、その面積が1件2万平方メートル以上のものに係るものに限る。)又は不動産の信託の受益権の買入れ若しくは売払いとする。

約11億円ということで条例に該当する。とはいえ、取得価額より高いということで県にとっては利益が出る事案である。いずれにしろこの処分議案は、本会議の後、12月9日(水)に正式に健康福祉常任委員会で審査、採決される。

「グリーンピア三木を一時閉鎖 運営事業者変更で 兵庫県」2015/11/25付神戸新聞

「【官庁】グリーンピア三木を11億1800万円で売却/12月の県議会定例会に提案/兵庫県」(2015/11/19付建設ニュース)


夕刻、本町のイーグレひめじ。姫路美術協会・姫路市立美術館主催『創立70周年記念 第55回 姫路美術協会展』。日本画、洋画、書道、写真、彫塑、工芸、デザインなどの作品が出展されている。日展無監査の日本画家 青田賢蔵先生はじめ、書道家の上月通歳先生ら名前の知られた方も多い。


出展していた友人 藤原影茫先生の作品をご本人の承諾を得てアップさせて頂きます。家族に向けての作品ということです。

『石よ樹よ水よ ささやかな者たちよ 僕と生きてくれ』中島みゆきさんの曲「命の別名」から。

前後をふくめ下に歌詞を記しておきます。メッセージのこもった歌で、書に映えますね。

「僕がいることを喜ぶ人が
どこかにいてほしい

石よ樹よ水よ ささやかな者たちよ
僕と生きてくれ

くり返す哀しみを照らす 灯をかざせ
君にも僕にも 全ての人にも
命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも名もなき僕にも

たやすく涙を流せるならば
たやすく痛みも分かるだろう
けれど人には
笑顔のままで泣いてる時もある

石よ樹よ水よ 僕よりも
誰も傷つけぬ者たちよ

くり返すあやまちを照らす 灯をかざせ
君にも僕にも 全ての人にも
命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも名もなき僕にも

命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも名もなき僕にも」


この催しは12月6日(日)17時まで開催されています。