本日午前、民主党兵庫県連の常任幹事会が開催され、私の提出していた離党届が正式に受理されたという報告を受ける。これを持って政党に属しない無所属となった。これからは少し大きな視野に立って政治を論じていきたい。

北八代の県立姫路西高校。同窓会 白城会の総会。まずY理事長、O校長の挨拶、Y事務局長の会計報告など。その後、記念講演。










講師はOGでキャリアコンサルタントの伊賀泰代さん。「今、世界が求めている人材とは?」という講演。

伊賀さんは、世界的コンサルタント企業であるマッキンゼーで働き、アメリカの大学院でMBAをとるなど専門的に学んだ経験から日本企業と世界の先端企業との人材採用についての違いについて、『リーダーシップ』に対する考え方の違い、と。

「世界的企業の採用では、どんなリーダーシップをもっているかがまず問われる。アメリカでは大学はもちろん高校からリーダーシップについて学ぶ学校がある。中国や韓国の人もアメリカの一流大学に留学し、こうしたことを学び世界的企業に就職する人が増えている。リーダーシップのある人はマネージャーとして一定の権限を任されることが多く報酬も高い。

一方、日本人は真面目で仕事をきちんとこなすという面はあるが、世界的企業でリーダーシップがなければマネージャーの下のスタッフとして働く人材に過ぎなくなる。日本企業では採用時にリーダーシップを問うところはまだあまりない。大学で教えるところも立教大学などわずか。

少子化による人口減少、市場の縮小で日本企業は円安であっても世界進出を余儀なくされている。アジアならシンガポールに拠点を置き、各国で人を採用するという世界的企業が増えている(私もそうした何社もの企業からスカウトされた)。リーダーシップについての考え方を変え、その重要性を教えていかないと日本は世界から取り残される。

とはいえ、日本のトップ層の学生は既に対応している。先ごろ経団連が就職活動の前倒しを発表したが、こんなことはトップ層には既に関係がない。グーグルなどの世界的企業の経営者と学生が交流する立食の懇親会などが行われている。2、3年生のうちにそうした会などで経営者の目にとまったら、学生は良いアルバイトなどで青田買いされている。

今はインターネットの時代。一回のエントリーで何十社でも就職を受けられる時代になった。就職斡旋企業が企業や学生をあおって就職活動が受験産業化している。

高校でもアメリカの良い指導者を招くなどして、リーダーシップ教育を取り入れていけばいいと思う」(質疑応答も含めてまとめています。文責:竹内)

私も似たような立場から下記の提案をしたことがある。兵庫県の公立高校にとって最も欠けている視点だ。

県立高校の次世代リーダー育成特色校の創設(平成22年2月、県議会本会議竹内一般質問と答弁)








講演内容はすぐスマホに入力していたんですが、昨晩、間違って消してしまって(泣)…。茫然となりますね。

その後、姫路商工会議所に場所を移して懇親会。


オープニング


空地副理事長による乾杯の発声



旧制姫路中学出身の皆さん。マイクは鷺澤元県人事委員会委員長


応援歌「鷺山に秋の」の披露


即興応援団!


ビンゴゲームの余興も


最後は津田副理事長の一本締め


同級生45回生(平成5年卒業)の参加者 と記念撮影も。


近年、若手も多く参加して盛り上がっています。