姫路駅前。冷え込みはあるものの秋の晴天だ。月曜定例の朝の街頭演説。私が最初にマイクをもたせてもらったのは2002年3月。M代議士、K県議の話の後に私が話をした。当初はK県議から「声が小さい」という指導を受けたことも。今晩の会合でK県議の賛同の声を聞くことになるのだが、よく考えれば納得できる。K県議は引退されたが、M代議士とはこの間ずっと一緒。今や丸13年を超え、14年目を迎える。国政の状況を毎週直接聞かせてもらえる機会を持つ人もそういないだろう。





その後、神戸の県庁。決算特別委員会。総括審査。I知事、両副知事、教育長、病院事業管理者ら特別職、県警本部長ら県幹部が全員出席し、平成26年度決算に対する質疑を実施。会派の質問者は神崎郡選出のU幹事長。

昼休憩時に会派総会。議員提案の中小企業振興条例、意見書の取りまとめ状況について報告。終了後、私の今後の身の処し方について報告。

午後の決算審査終了後、採決。決算を認定。今後の課題を総括質問の中で触れた上で賛成。

今回は改選後初めての決算審査。原稿を完全に用意するのが基本の本会議ではわからない当意即妙の質問もできる委員会でこそ議員の力量、実力がわかる。改めて感じたのは、党の名前、代表者のイメージだけで選挙で当選してしまうことの怖さ、投票行動、選挙というものについて恐怖だ。逆に党の名前が邪魔をして落選した人がいる。極めて残念だ。

昔の官僚主導(試験上位)がいまや国は政治主導(選挙上位)となった。本来、民主主義なら当然の帰結で、この流れは地方にも波及している。昔、拙い政治主導論をまとめたが、まさか結論が、逆に身近な大きな劣化となってあらわれるとは思いもしなかった。たった一人の人物の存在、また、そのイメージだけで近隣のこの議会にまで影響を与える。プラスでないだけに恐ろしい。選挙に加えて試験を取り入れた方がいい、と天に唾することを考えさせられた。我が身を恥じる。

その後、姫路へ戻る。姫路市文化センター。M代議士の報告会。支持者の皆さんに離党を表明された。








当HPの愛読者の皆様には、お分かりのように私は、松本たけあきさんの資質、能力、人柄などを高く評価し、国政に必要な人物だと思ってずっと行動を共にしてきました。今回の決断も熟慮の末の結論だと思います。私もその信義に基づき同じ行動でその姿勢を明らかにしたいと思います。党を離党し、無所属で活動させて頂きます。

ご迷惑をお掛けしたり、不義理をすることになってしまう方には大変申し訳ありません。私も熟慮の上判断しました。ご理解を頂きたいと思います。