神戸の県庁。本会議。一般質問初日。インパクトある内容、新事実があればメモするなどしている。昼休憩時にY副知事らが控室に来訪。打合せ。

午後の一般質問終了後、各会派政調会長会。議会基本条例以来という3年ぶりの議員立法(条例制定)作業だが、議会だけを縛る内容ではなく、当局や事業者を縛る内容となると、過去には基本計画議決条例以来2例目となるらしい。政調メンバーは若返っており、当時それに関わった人もいない。試行錯誤。私は何もしていないが会議を客観、双眼的に見つつ、まず形を出したい。

その後、5時半に神戸を出て、尼崎の県立ピッコロシアター。ピッコロ劇団の第53回公演『当世極楽気質』を鑑賞。今日は大いに宣伝をしておられたO館長の案内で鑑賞。


昭和53年に県立尼崎青少年創造劇場として会館し、演劇専用施設として現在にいたる。大阪市の咲くやこの花高校演劇部の皆さんも大勢鑑賞していた。


士族出身、東大一期生の坪内逍遥が娼婦を見受けし妻にする話やその弟子で42歳で妻や5人の子どもを捨てて看板女優 松井須磨子に走った島村抱月の破天荒な生涯。島村が松井に宛てた恋文、ほとばしる情熱や直截的な思い…。島村の正直に生きる姿。方や今の自分…。
早稲田の演劇博物館の成り立ちも初めて知りました。大学時代、演劇博物館の隣に私の原点である鵬志会の部室がありました。早稲田の創設にも関わった小野梓先生の話も出てきました。官の東大に対して早稲田が民の政治を支える、と。私、小野梓記念奨学生として卒業させてもらいました。久し振りに聞いてぐっときました。
私、政治家という職を子どもたちがなりたいと普通に言える国にしたい、政権交代がある普通の国にしたいと考えてこの世界に入りました。
政治の世界にもう20年以上もいて、昔に比べて今何をしているんだと自己嫌悪になることが最近よくあります。昔は裏方でしたが誇りをもって何かの役に立とうと思いながらと仕事をしようと思ってました。
本当に今日、結構すっきりしました。自分の依って立つものは何か。原点に帰って心機一転、頑張りたいと思います。