公立小中学校の統廃合についての文部科学省の手引が都道府県教委に発出されたと報道される。

県議会文教常任委員会や会派の調査で複式学級や学校統廃合の現場を訪ね、何度となく関係者の姿や声を聴いてきた。

統合については人口減少を基本的な原因とするもので残念であることは事実だが、負の側面だけでなく子どものにとって前向きなものもあることも承知している。とはいえ、通学面からこれ以上の統合が困難な地域もある。

いま基準を変更して手引を出す理由は下記リンクの審議会の議論でもわかるように、これからも子どもの数は減り続けるということ。個別具体的に検討していくことが必要だが、統合が過疎地だけの話だと思っていてはいけない。今春行われる「神戸市」の4小学校統合計画についてもリンクを紹介しておきたい。

また、今回の「手引」だが法的拘束力のないものとはいえ、少人数教育にかなり否定的な財務省などがこうした基準に絡めて財政支出と関連付けさせてくる可能性も将来的に否定できない。こうしたことも注意を払っておきたい。


文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会の配布資料(公立小中学校統合の手引案)など

兵庫区北部東及び中央区の4小学校(平野小学校・湊山小学校・荒田小学校・湊川多聞小学校)を統合して平成27年4月に開校する小学校の校名(案)が「(仮称)神戸市立神戸祇園小学校」に決まりました。


終日、諸活動。Nさんに変わって手伝ってくれることになったSさんと打合せ。昼食は日清どん兵衛天そば。時間に追われる作業内容や単純作業が連続しており、まさに急がば回れの状況。カップラーメン中の来客もあり恥ずかしい(笑)。