県議会文教常任委員会の管内調査(西播磨)。事務所スタッフTの車で宍粟市青木の宍粟市立山崎西小学校。今年、菅野小と土万(ひじま)小が統合され発足した小学校。私も自己紹介で母の母校はお隣の山崎小学校ですと挨拶し笑いを取る。中学校は山崎西中になるそうで母と同じだ。


校舎は旧菅野小を改築


宍粟市教育委員会の西岡教育長のご挨拶。

質疑応答では私から小学校の統合問題について質問。宍粟市では、平成24年度に千種3小学校を統合、26年度に当校区。更に27年度には波賀町の3小学校、28年度に一宮北中の3小学校の統合が予定されている(佐用町・宍粟市組合立三土中学校も今年度末で閉校)。宍粟市誕生時に20あった小学校だが、適正化計画をたて、平成28年度には13となるという。これでも児童数が200人を超える小学校は2つしかない。地理的な観点からそれ以上の統合は無理という。20から13への統合は地域の反対の声も多く大変な道のりだったと思われる。住民に適正な小学校クラス人数のアンケートとり、その結果が25~30人となったことなどを背景に丁寧に統合を進めてきたそうだ。児童数の増加で「ドッジボールやサッカーができるようになった」と何よりも子どもたちが喜んでいるという。先に統合した千種小学校のアンケートでも99%が好評価だったそうだ。他の自治体より一足先に人口減少社会を迎えている。゛一足先゛なだけだ。


山崎西小の仲嶋校長から学校概要の説明を受ける。旧土万小学校の児童で遠いところでは8キロあるという。4キロを超える児童はスクールバスで通っている。統合時に25人乗り2台を購入。運行費用については地方交付税措置がある。




2つの小学校が統合されても全学年1クラスとなっている。


4年生の国語、図書館での自習学習


幼少連携の取り組み。小学校4年生が幼稚園児に絵本の読み聞かせを行っている。


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