文教常任委員会の但馬丹波管内調査3日目。まず朝来市和田山町の茶すり山古墳。直径90メートルで円墳としては国内4位、近畿では最大の規模。 高さ18メートルで2段造成となっている。 国の史跡名勝天然記念物。




葺石(ふきいし/原物)。表層を掘削して展示してある。


古墳頂上


埋葬状況(復元)



正面に見えるのは天空の城とも言われる竹田城跡


古墳の真横に北近畿豊岡自動車道が通っている。道路建設予定地で造成の際に偶然見つかったという。当初、竹田城を攻めた羽柴勢が築いた城跡ではないかと考えられもしたそうだが、発掘によって城ではなく古墳と判明。結果的に道路のルート変更にもつながった。


古墳併設の学習館


県教委文化財課の山下副課長、朝来市教育委員会の田畑次長から古墳発見の経過や発掘、整備事業の説明を受ける。


県教委説明資料


朝来市教委説明資料

重要な埋蔵文化財が発掘され、展示されるとなるとかなりの金額がかかるということもわかる。





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