県議会文教常任委員会の管外調査。伊丹空港から青森空港。バスで青森市内の青森県立青森南高校。




横山校長先生はじめ学校幹部の皆さん



昭和50年に創設された比較的新たな学校。青森県内では唯一の外国語科設置校(英語科は県内に2校あり)。英語の3年必修はもちろんのこと、1・2年次にはロシア語が必修となるのがこの学校の特徴。ALTは英語だけでなく、ロシア人の方も1名。


外国語科は各学年1クラス40名(3学年全部で19クラス)。2013年度は全道ロシア語弁論大会に出場し、3分間スピーチ部門では大学生や社会人を抑えて同校生徒が1、2位を独占。英語では、卒業時に8割以上の生徒が英検2級を取得するなどしていたが(近年取得率が下がっているという)、近年はベネッセのGTECという英語力判定主ツールを主に利用しているという。

外国語科の目標は語学力の向上だけでなく、国際理解力や自己表現を高めること。10年後に役に立つ学力をつけることを目的としている。


外国語科の對馬主任から学科の外国研修等の説明も。国連本部やハーバード大への訪問などのプログラム。旅費は27万5千円もかかるが、全員が参加するという。

普通科を含めた昨年度の卒業生272名の大学短大進学者は193名、専門学校を含めると8割が進学。就職は11名。

その後、質疑応答。私からは文部科学省のSGH(スーパーグローバルハイスクール)に本校が応募しなかった理由(お答えはここでは記載しないが県内で選定された青森高校の取り組みを注目しているという)、 外国語がロシア語である理由(外国語科設置当時は青森空港とハバロフスク空港の定期路線があり、県内企業もロシアに支店を置くなど進出していたから)についても答えて頂いた。

その後、授業見学。ロシア人ALTとロシア語の免許を保有しているモスクワ大学語学学校留学経験のある日本人の先生による授業。教員免許にロシア語があること初めて知りました…。






問題を見ましたが、ロシア語全くわかりません…。聞いていると明らかに英語より難しいですね。


Android携帯からの投稿