神戸市長田区の県立兵庫高校。文教常任委員会の阪神地区管内調査の締め、本日4箇所目である。


武揚ユーカリ館


石井校長ら幹部の皆さん


配布資料

旧制神戸二中の歴史を受け継ぐ伝統校。金井元彦元兵庫県知事や画家の東山魁夷や小磯良平の出身校でもある。

今日は主に平成22年に導入された「総合科学類型」(1クラス)、同類型を引き継ぐ形でスタートした(26年)「未来創造コース」についての調査。

このコースは定員40名。推薦入試を行い、数英の試験と小論文、面接で先行する。総合科学類型としてスタートしたが、主な進路は文理関係ない(下記資料参照)


複雑で正解のない問題に向き合うグローバル・リーダーを育てるという目標


特色


未来創造コースのカリキュラム



総合科学類型2年生ほか希望者11名が7月28日~8月1日にかけて行ったベトナム研修旅行の報告を参加学生から。日本のODAで橋梁や空港が整備されている現場やマングローブ植林体験も。ベトナム人の英語力に負けていると感じ、その必要性を実感したという。

学区の見直しによる神戸第一・芦屋、神戸第二、神戸第三、淡路学区の統合について、他の議員から兵庫高校が微妙な立場になるのではという質問も。同じ学校は2つとないはずだし、制服のない、髪型もほぼ自由な校風を売り出して行きたいとの話も。また、別の私の質問に、大学受験を最終目標とするような生徒ではなく、大学に入ってから伸びる生徒を育てたいとの話も。


当校OBで最後の沖縄官選知事として現地で亡くなったとされる島田叡氏を顕彰する「合掌の碑」


校門の近くにあった武揚ラガーの塔


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