山野井町の姫路文学館。


播磨の黒田武士顕彰会の総会。その後、福岡市立博物館学芸員の宮野弘樹さんを講師とするによる『黒田家よもやま話』-家紋・先祖探し・法要・藩祖顕彰-と題する講演会。





官兵衛の顔。それぞれの系統、原版と写本の違いもあるという。京大のものだけは完全に異質のようだ。


花押・印章。中央下は有名なシメオン如水の印章


家紋。官兵衛の息子 長政が徳川家に届け出た黒田家の正式な家紋は中央の『白餅』。官兵衛が用いていた左上の『藤巴』、左下の『永楽通宝』は黒田家の「替紋」(当時、名家では複数の家紋を用いていたという。ただし支藩の秋月藩では『藤巴』が正式な家紋)。右下の藤巴の中に三橘のある家紋は官兵衛を裏切った小寺政職の嫡流子孫(長政の時代に黒田家家臣となる。仕えた当初は横寺(よ+こでら)という名前に変えて他の家臣に隠していたとの話も)の家紋。官兵衛も一時期この家紋を使っていたとの話も。

同博物館は『漢委奴国王』で有名だが、先日姫路の県立歴史博物館でも展示された『圧切長谷部』をはじめ黒田家から寄贈された多数の宝物、書物、手紙等も所蔵している。今日の話は原書や現物にあたっている話ばかりで、さすがプロと感じさせるもの。今日の参加者は歴史好きばかりだと思うが新たな知識を多く仕入れたのでは。

しかし、大河ドラマで注目されたことで新たな史実も見つかっている。中にはファンとしては知りたくないものも。終了後、講師とそんな話もさせて頂いた。

夕刻、娘を連れて増位本町のイオン姫路店。知り合いに会ったが、娘と私の姿に乖離があったらしく不思議がられる。孫のように見えたらしい…。

夜、新聞記者のNさんから記事等とは全く関係ない案件でアドバイスを求められる。なぜ私に聞くのか(笑)。


昼食は顕彰会のメンバーでもあるMさんと城西小学校前の古民家カフェ霑ten。初めて来たがほぼ全員女性客。



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