播但線の始発の次の電車で姫路。




建設中の姫路駅前交番


その後、バス、飛行機を乗り継ぎ、帯広市議会。



議会事務局の土田総務課長、市産業連絡室の高木さんから「フードバレーとかちの取り組み」について説明を受ける。直訳すると食の谷とか集積地の意味。十勝は食料自給率は1100%、26万ヘクタール(全国農地の5%)、国内で日照時間が最も長い地域の一つという強みがある。十勝の強みである食と農林漁業を中心に地域を豊かにしていく取り組みの総称がフードバレーとかち。


推進予算から事業内容を見る。


新たな取り組みも。写真は回転式レタス製造ライン。中心では小さなレタスから成長するにつれて回転し、幅の広いところに移っていく。

姫路の御座候のあずきが十勝産100%であり、御座候あずきミュージアムに十勝の農業者の皆さんと一緒に訪問したこともある話を引き合いにTPPの影響について質問。


市議会に掲示されていたTPP反対のポスター。砂糖は製糖されると品質に差がないことで知られるが、例えば砂糖が崩れると輪作の関係で小麦など他の作物にも大きな影響が出るという。交渉そのものに反対しているそうだ。


その後、ばんえい競馬場。


帯広市ばんえい競馬振興室の田中室長から事業概要の説明を受ける。


以前は近隣自治体と一部事務組合を組んで運営していたが、赤字が続き、平成19年から帯広市単独で運営している。昨年度の決算が近日中に公表されるそうだ。 年間開催日数が150日もある。観光資源としても使われているということだろう。複数の外国人客の姿もあった。


ばんえい競馬は北海道開拓の歴史そのものであり、赤字に陥ることなく存続していくことが使命という。「馬券を買ってくれることが馬たちの餌代になる。どうぞ馬券を買ってください」という言葉が印象に残る。

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