夏の参院選で山本太郎候補らに敗北し議席を失った鈴木寛前参院議員が民主党の離党を表明した。理由は下記のブログに記載されているが、記載の通り、落選した参院議員は総支部代表の任を解かれ、総支部も解散となり、党員区分も一般党員扱いとなる。『政治家は選挙で落ちればただの人』という有名な言葉があるが、政党内でもただの人となる。とはいえ、これはきっかけに過ぎないだろう。3年間の政権運営で付いた悪いイメージを挽回するのは実際には難しいと考えたのだろう。彼は政権に入り、副大臣を2期務めたその当事者でもあるが、そうした人物も党を離れようとしている。彼が記載している『どんな家に生まれても、どんな地域に育ってもすべての子ども若者に学ぶ機会を」という信念は私も共感するし、政権の理念として間違っていないもの。こうした考えの優秀な人材が訳の分からない、社会常識すら弁えない人物にまで敗北してしまうほどの党に対する悪いイメージ。そろそろ清算しなければならないのでは。

鈴木寛前参院議員ブログ「お世話になった皆様へ」



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