産業労働常任委員会の管内調査最終日。


高知県庁。正面の渡り廊下で映画「県庁おもてなし課」のロケが行われた。後ろにそびえるのは高知城。



私から調査受け入れの御礼や趣旨を交えたご挨拶の後、「高知県における大河ドラマ後の観光振興の取り組みと今後のビジョン」について高知県観光振興部のY観光政策課長から説明を受ける。










観光客の第二位が兵庫県











説明を受けた後、意見交換。龍馬パスポートのアイディアを出したのはよく電通か博報堂かとか聞かれるが県職員。国内で2日以上の旅行箇所は北海道と沖縄、高知県ぐらい(高知には平均1泊2日)。周遊するということ。小さな市町村が独自の観光パンフレット作っても意味がない→県がまとめてつくるし、逆に県域をこえるものが必要なくらい観光は広域化傾向。タクシーのマナーが悪いなどの苦情はタクシー協会ではなく県に直接通報してもらう。タクシーの印象一つで高知の印象は変わってしまう→県から会社に指導する。観光客増の恩恵を受ける人とそうでない人がいるのは確かだが丁寧な説明とおもてなしの県民性で県の取り組みは受け入れられている。高知県に来る観光客の手段は、マイカー64%、観光バス21%、鉄道3.2%、飛行機2.7%。旅行代理店を通じた手配は3割を切って個人手配が増えている。県内市町村の観光部門もあるがどちらかというと県主導で取り組んでいる。大河ドラマの誘致活動を県として実施していたわけではない。しかし、効果は絶大。マスメディアの力は凄い。観光部と他部局との連携は農林や他部局も入った対策会議を定期的に実施している。

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