夜中に目が覚める。先週来、踏切内のお年寄りを助け、自らは電車にはねられて亡くなった女性の話がテレビなどで大きく取り上げられている。自らの危険を顧みず、人助けをするその行動に敬意を表さずにいられない。また、この話を聞き、昔の国語の授業、教科書に載っていた話のことを思い出した。その作品の題名を調べようとネットにアクセスしたのだが、中々見つからない。

しかし、すぐに下記リンクの掲示板に辿り着いた。

思い出に残っている国語の教科書のお話を教えて下さい(読売新聞発言小町)

「スイミー」「ごんぎつね」「つりばしわたれ」スーホの白い馬」、「檸檬」、挙げるときりがないが、懐かしい。多くの人がコメントしている。

話を元に戻すと、何度か発想を変え検索語を変えてようやく判明した。

ロシアの作家ミハイル・ショーロホフの作品で「子馬」という小説だった。光村図書の中学2年生の国語の教科書に載っていた話だった。実は自己犠牲系の話を聞くと、この話のことを思い出していたが題名がわからなかった。当時、授業で感想文を書き、毛色の違う趣旨だったので覚えている。

はぁ、すっきりした!!胸の支えが一つとれた。

(あらすじ)ロシア革命前後、主人公トロフィムの白軍は赤軍に追われ、退却する途中。そんなさなかに軍馬が子馬を産み、やや困惑していた。そしていよいよ、敵に追われ、川を渡らなければならなくなるが、子馬だけは泳げず、流れに呑まれてしまう。トロフィムは敵軍を前に溺れた子馬を助けるが、敵軍は最後にトロフィムを撃ち殺す。トロフィムの顔には笑みが浮かんでいた…。

25年前のことだが、自分がどんな感想文を書いたかはよく覚えている。改めて、考えさせるいい作品だと思う。

終日、日常業務。


昼食は、福崎町の中播磨県民局福崎事業所近くのくろすけ。日替り定食。人気店というのがよくわかる。

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