久方振りに恵みの雨。事務所で作業。

昨日、東京都議会議員選挙が告示され、昨日の夕刊、今朝の朝刊各紙で取り上げられている。見出しの中には「アベノミクスが争点」というものも。見出しではないものの、やはり、安倍内閣の経済政策が争点になるという記事内容が大半。参院選なら当然『アベノミクス』が争点になるだろう。しかし、都議会がアベノミクスと呼ばれる国や日銀の経済政策に関与する権能は実務上も何もない。にも関わらず、実際そうした国政の課題が争点になってしまうである。首都とはいえ地方議会なのだが…。

地方議会の選挙で全国紙などで大きく取り上げられるのは東京都議会ぐらいだが、都議選後の国政選挙の結果を先取りするものであったからこそ近年政治面で大きくとりあげられるようになった。

前回2009年の都議選は民主が圧勝し、その3ヶ月後の衆院選でも圧勝した。ことの是非はともかく都議選は中央政党の代理戦争の要素が大きくなる。今回の都議選の結果は参院選を占うものとなるということだ。だから各党とも大きな力を入れている。

現在の様々な情報を総合すると、一般に考えられている以上に、驚くような結果となるようだ。

一般的な政党で都議選のような中選挙区で大半の選挙区に候補を擁立し、その大半が落選するようだと、政党としての求心力が保てなくなる(最初から当選可能性に関係なく候補を擁立する主義の政党は当てはまらない)。

あまり大きく報道されていないが告示日前日に3人の候補が出馬を断念している。結果が見えてしまっていたのだろう。あと一週間で第一、二党の幹部に大きな失言でもない限り、結果は大きく変化しないだろう。

国政政党の影響が占める割合が高い地方議会議員選挙、それが東京都議会議員選挙である。逆に言えば、候補者の資質や努力、汗の割合が低くなるということ。中央の政権が交代するように都議も大きく入れ替わる。国会議員も一期で路頭に放り出された人が多いが、待遇面では都議と比べものにならない。ある区議が都議に転身しない理由でもあるそうだ。

夕刻、久方振りに印刷物の編集。わずかの事なのにどんだけ時間がかかるのか…。情けない。


娘が保育園のじゃがいも掘りで収穫してきたものをフライにしました。明日が父の日ということで似顔絵的なものももらいました。今更ながら、親になったんだなと変に実感しますね~。

昼食は312号線のかっぱ寿司。