最近、ネット選挙の導入について影響を問われることがある。大きく報道されたので、一般の有権者の方の中では、ネット投票が可能になったと勘違いされている方もいた。ネット選挙解禁とは、選挙運動のネット利用可ということで、ネット投票とは無関係である(念のため)。大きく報道されているものの、実際はたった1周間かそこらの選挙期間中のネット利用の制限が緩和されるだけなのである。

ある政党関係者がSNSに書いていたが、日常的に選挙期間に関係なく更新している人にとっては今回の改正はほとんど興味がないと。これもよくわかる。既に政党などは選挙期間中であってもHPを更新しているし、候補者個人レベルでも動画等を取り入れている。メールの解禁は、逆に迷惑と思う有権者もいよう。いずれにしろ、遅きに失した解禁なのである。

そういえば、昨日、山陽電車姫路駅前の街頭演説の途中、民主プレス号外を街頭で配布していると、ある昔からの知人が通り、「県政報告が最近届かないよ」との指摘をもらった。送付費用の関係で発送回数に制限があるとの言い訳を含めた説明をすると、「それならネットで報告すればいい」と。私もネットで報告していると言おうと思ったが、やめた。

HPについて見ているよと声を掛けられたり、アメブロの政治家ランキングでも取り上げられたりするので少しは認知されているかと思っていたが、単なる勘違い。知らない人は知らないし、興味のない人は見ない。こちらから紙媒体を送付することも忘れてはいけないということだろう。

矢口真里“ブログ疲れ”告白 連続更新記録1620日で途切れる(スポニチHP)

ネットというと、数日後、元モーニング娘の矢口真里さんが2008年から続けていた1620日のプログ更新を"プログ疲れ"で断念したとのニュースが流れた。私も姫路市議に当選した2003年の6月からほぼ毎日HPの更新を続けているので10年になる。矢口さんの"ブログ疲れ"という話は、わからないではない。

「Web版ひであき日記」2003年6月18日
懐かしいですね。

しかし、政治の世界の大先輩の国会議員が、ハードスケジュールの中、私なんかよりもっと長期にわたって毎日全てご自身で更新されているのを知っている。中身もそもそもの能力も勝てる要素は何もないが、同じように続けることぐらいは私にもできなくはないと思って更新している。ということで当日記はこれからも続けていきたい。


昼食は、田寺東の喫茶あるはんぶら。カツカレー。大変感じの良い店。