2月定例県議会の招集日。姫路も少し雪が降っているが積もるほどではない。神戸の北区は少し積もっている。

神戸の県庁。会派の幹事会。会派総会。その後、本会議場。開会に先立ち議場コンサート。兵庫芸術文化センター管弦楽団が本会議場で演奏。 指揮は兵庫芸術文化センター管弦楽団レジデントコンダクターの岩村力さん。ドヴォルザークの スラヴ舞曲第1番ハ長調、ヴィヴァルディの四季より「春」第1楽章、ベルリオーズのローマの謝肉祭、岡野貞一のふるさと。約30分。その後、本会議。知事の提案理由説明。

平成25年度当初予算(案)

平成25年度当初予算(案)にかかる知事定例記者会見
予算関連や行革関連資料は最下段にあります。

県議会本会議での提案理由説明

その後、会派総会。その後、会派の政策調査会。前内閣府行政刷新会議事務局次長の熊谷哲さんの「行政改革の視点-行政刷新の現場から-」と題する講演を拝聴。熊谷さんは民主党の京都府議会議員在職中(3期目)に前職にスカウトされ、府議を途中辞職。以降、任期付職員として官邸で事業仕分けを担当。構想日本と事業仕分けの経験があり白羽の矢が立ったという。いわゆる政治任用職員である(アメリカなどでは地方議員を途中でやめてホワイトハウスや省庁入りする人も多いが、日本ではほとんどいない)。

現在は、政権交代により職を失っており、同様に他の職業を辞めて任期付の職員となった10名弱が同じ状況という。党が面倒を見てくれると思っていた人もいたようだが、そうではないようだ…。

アメリカの大統領選挙後のスタッフ入れ換えと同じだが、日本はこうした政治任用の再就職先が国会議員秘書や一部シンクタンクに限られており、有為の人材の受け皿が余りない。リスクの高い職業なのに、報酬も高くなく、受け皿もない。このままでは政治任用は進まない。民間からの登用が進まない現実がここにある。