その後、姫路競馬場。本日は園田競馬が開催中ということで場外利用のお客さんもおられる。


船場川浸水対策のための調整池整備事業の土砂掘り工事中。競馬場のダートコースの内側が12万立米の調整池となる(内周を全て池にするのではなく、駐車場と一部はサッカー場としての利用も可能とする)。現在掘り出した土砂は高砂西港の埋立てに利用している。

船場川から競馬場までの導水管の太さは3.5メートル。かなり太い管である。また、船場川調整池の整備にあわせて船場川に合流する増位川に流入する水を調節するための貯留施設の整備を増位小学校の地下に整備する(姫路市施行)。近年の豪雨対策としての内水対策の一環である。

その後、私の事務所近くを経由して、生野橋をわたって豊富町の神谷ダムへ向かう。


生野橋から北側を望む。近くで整備中の銀の馬車道修復の碑記念公園の説明(昨日の当日記に写真有り)のほか、平成23年9月の10万人に避難勧告が出た豪雨の状況について所長から説明がある。当該地域についてはより重大な被害が出ないように更なる対策が必要だ。


その後、豊富町の神谷ダム。県内のロックフィールドダムでは黒川ダムについで2番目の大きさ


航空写真(パンフレットより)


何度か取り上げているが、当ダム法面には太陽光パネルを設置する。そのイメージを説明する久保姫路利水事務所長。


ダム上部から下を見下ろす。ダムの角度は26度。太陽光発電所に最適な角度は30度らしく、概ね適しているという。この法面の他、土取り場にもパネルを設置する。


本来の水道用水供給機能についても説明。

以上で調査は終了。委員は神戸へ戻る。私は事務所から迎えに来てもらう。