山中伸弥京大教授にノーベル医学・生理学賞との速報。以前からその候補に挙がっていたが今回受賞された。何年か前に同教授の日々の行動に密着取材していたルポを見たが、アメリカの大学での恵まれた研究環境もあり、アメリカでの活躍の場が増えているような気がしていたため心配していたが、「日本のお陰で受賞できた」と語っておられた。そうした姿勢や日本での研究成果が認められたのは喜ばしい。彼のような真に優れた人材を海外に逃すような国にしないようにしたいもの。

しかし、先週、山中先生自体がテレビのインタビューに語っていたが、最近のこの分野の進展は先生から見ても予想以上という。オスのマウスの細胞から卵子をつくる実験も成功しているらしい。ということはヒト細胞でも転用は技術的には可能だろう。倫理面での法規制が追いついていない状況。特に日本は臓器移植法制定の際もそうだったが肝心な議員立法が脆弱な体制のため何でも遅れてしまう(この分野は省庁による閣法では難しくかつ進めにくい分野)。科学の進歩を追い越すのは無理だが、生命倫理を含むこの分野だけは少し頑張って欲しい。

先日できなかった舜のお宮参りの写真撮りに同行。






最初は沙羅も御機嫌でしたよ。

午後、実家の母や妹家族とともに父の見舞い。大勢で来たのは正月以来か。喜んでいてくれると思う。父の病気にiPS細胞は使えないかな。