神戸。県庁。県会健康福祉常任委員会。まず病院局、健康福祉部の所管する外郭団体、(社会福祉法人)兵庫県社会福祉事業団、(公益社団法人)兵庫県人権啓発協会の決算等の質疑。私からは低利用率となっている所管施設の問題点の指摘や県からの短期借入金の状況、また、いわゆる過年度の特別損失の内容確認など。その後、9月定例議会提出議案の説明。病院局の昨年度決算も。これは正式な付託後の審査となる。

平成23年度兵庫県病院事業の経営状況について

その後、健康増進課、受動喫煙対策室の所管事務事業の調査。

県が今年度から導入した下記の先天性代謝異常等の検査(新生児誕生後の検査/タンデムマス法)やそれに関連して昨今マスコミで大きく取り上げられている出生前診断(母体)について県の関与や事実関係、人工中絶との関連などの確認。後者など妊婦の関心はかなり高いが、そもそも保険適用でもないし、法律にも明記のない事柄。また、学会や専門医の中でも考えは一致していない。学会の会告を持ち出すメディアもあるが、そもそも法的な拘束力はない。国が一定関与しないと混乱してしまう。

新生児の先天性代謝異常の検査方法が新しくなりました(兵庫県小児科医会)

その後、県保育協会等からの陳情など。

委員会終了後、企業庁から神谷ダム(姫路市豊富町)等の堤体法面に太陽光発電パネルを設置する方針等についての説明。太陽光買取価格制度のおかげで採算的にも黒字になるという。知人の民間企業の経営者も太陽光が儲かるというこで畑違いだが進出するらしい。買取価格を高く設定したことで物凄い政策誘導となっている。

その後、健康福祉部のS健康局長から播磨地域へのドクターヘリ導入についての説明。当HP既報の通り、県立加古川医療センターを基地局、姫路の製鉄広畑記念病院を準基地局とする方針。

播磨のドクターヘリ 加古川拠点、来年11月運航(神戸新聞)

上記2つはいずれも本日の井戸知事記者会見で説明された
「緊急に措置すべき事業の実施」
神谷ダム(姫路市豊富町)等の堤体法面に太陽光発電パネルを設置するための調査費(P6)、播磨地域におけるドクターヘリ基地の整備(P7)など。スケートリンクの周辺整備など初見の話も出ている…。
後刻公表された会見内容では「とりあえず既定の財政経費を活用して対策を講じることにしています。必要ならば最終補正予算で予算措置をきちんととることになります」と言われている。予備費などで対応できるならそれで結構だが、初めて聞く話もあるので既存の予算を振り替えるなら補正で対応すべきものであろう。当選1回の議員からも「緊急に措置すべき事業の実施」について説明を求める指摘が出ていた。

その後、神戸新聞社の党代表選挙のアンケートを出し忘れていたので追い込みをかけられる。とうに失念していた。その後、議運を受けて会派の役員会。その後、議員団総会。通常国会で解説された地方自治法の内容説明など。また、定例議会の代表・一般質問の内容について質問者から説明を受ける。最後に今秋の中国との姉妹都市交流派遣について幹事長から問題提起。意見集約。

昼食は出前の中華弁当。