GW最終日。沙羅をつれて出かける。とはいえどこか遠くにいく計画も立てず、あるイベントに顔を出そうとすると既に終了時間…。

昼食は廻鮮漁港大津店。近いところに回転寿司が3店もある激戦区。廻鮮漁港は姫路に本社があるが、回転寿司ではあるが、全国チェーンの店と違って手握りであり、均一料金でもない。商品も地元の食材を使うなど差別化をはかっているようだ。

沙羅は今のところ納豆巻きと茶碗蒸しを食べることができます。幼児用の簡易椅子があり安心して見ていられました。


岡山名産の生ままかりの握りすし。美味。同じ瀬戸内海で距離も近い岡山の名物ままかりやさわらの寿司は姫路ではあまり見かけません。なぜなんでしょう。

その後、大津イオンで買物などをしてGWは終了。昔よく遊んだUFOキャッチャーでアンパンマンのキャラクターをとってあげた。

昨日の子どもの日に発表される子どもの数の統計で31年連続子どもの数が減ったという報道。毎年同じ内容の報道で年数だけが更新されていく。人口推計の考え方から判断すると、現在の2を切る出生率が続くと仮定すれば、永遠に最小を更新し続けるということだろう。フランス大統領選挙における左右2候補の政策の中に少子対策は含まれ、ほとんど対立はないという。双方とも現在の高い水準を充実させることを訴えているから対立にならない。「人口は国力である」というフランスの考え方も報道されていた。

日本の場合、子ども手当や現物給付となる保育園等の施設整備など政権交代により人口政策にも力を入れ始めたが、野党などから強い批判を受けた。特に子ども手当の所得制限などが政争の具にされてしまい、子育て支援の看板自体に味噌をつけられた。地域の現場でも、過去に支援が貧困だった時代の当事者から反発の声をよく聞いた。人口が1億人を割って、社会から活力が失われるという予想が出ても、シャッター通りの商店街が他人事でなくなるということがうすうす分かってきても、新たな支援策に反発する声も出るのは残念だ。日本は全体として子育て支援の空気になっていないということだろう。

一方、最近、若者から年金不信や世代間の不公平もよく聞くようになった。賦課方式(非積立方式)のもとで、働いて年金を負担する世代が減少していく人口構成で、投入する税財源が不足しているのだから不公平になるのは当然。最近、これが少しずつ知られるようになってきたのだろう。若者の未納が一向に改善されない理由にもなっている。若者支援の方向性にないのは雇用のあり方をみてもよくわかる。若年層の非正規化は変化なく、国家公務員の新規採用大幅減でも過去のツケの帳尻は若者から。若者や次世代につけをまわすことにためらいのない雰囲気。子孫に美田を残さずのありのままの実践だが、どうかしている。