事務所を基点に諸活動。国政の話題ばかり聞く。多くの方から見れば、私も党の執行部に含まれていると映っているのだろう。党や政権に対する批判等はしっかり受け止めなければならない。しかし、党の意思決定に関係したこともない地方議員の方が同じように批判を受けるのは本当に申し訳ないと思う。

途中、参院に防衛相、国土交通大臣の2人の問責決議が提出され、同時に野党は審議拒否に入ったようだ。自民党は全面審議拒否で、公明党は大臣の所管委員会に限定するなど審議拒否に関しては野党の対応は違うようだ。

国会では、過半数がなければ委員会の定足数が満たされず委員会が開けない。衆院は審議拒否されてもどうでもいいが、現在の参院の与野党の議席数ではオール野党に審議拒否をされると全ての議案が通らないということになる。審議拒否は国会では当たり前のように行われているが、地方議会では全くといっていいほど見られない抵抗手段である。国民の支持も最初こそあっても途中から急速に低下する。この辺りの落としどころが国会対策の仕事である。いずれにしろ、あの自民党が全面審議拒否をするというのだからまさに抵抗野党である。時代は変わったということだ。

この決議は法令に規定のない決議で、可決されたとしても辞任しなければならないものではないことはこれまで何度となく書いてきたが、参議院が大臣の首を取るための手段として近年かなり多用されている。今回も参院自民党側が強行だったらしい。衆院に落選した人が参院に来るようになったことと無関係ではない。もともと衆議院に出るような人は血気盛んで、それまである意味で仲が良かった参議院を衆議院のように変えてしまった。1998年の参院選が転機となったような気がしている。2001年以降は非拘束名簿方式が導入され、衆院落選組みの比率がより高くなったと思う。

昼食は野里商店街の紅鶴。夜、事務所に来客。福祉関係の要請、要望2件、意見交換など。