党県連で社会保障・税の一体改革の関連の学習会があり、長妻昭衆議院議員が講師としてこられる。中身にどうこういうつもりはないし、再増税条項なんて党内議論の修正部分は当初から入れる必要もなくおこがましいほどだった。社会保障と税の改革は明らかに必要な改革であり、遅れれば遅れるほど若い世代や次世代の負担が大きくなるだけである。

こうしたことを政局とするのは政治の常だが、造反側が少数のままで、政務三役等の辞表も大勢となっていない。かなり無理をして辞表を集めているという話もある。これは国民の多くからも造反有理とみられていないからであろう。今回の政局は筋が悪い。

また、何十時間、連日深夜にも及ぶ国会議員の大議論が見せつけた議論は、その結論よりもそのプロセスについて多くの国民には稚拙だと映っているだろう。それがわからなくなるほど参加者は感覚が麻痺してしまっているのでは。一定の流れの中にいる人間の心理なのだと思うが、全く関与していない者から見れば、時間の浪費とか稚拙だとしか映らない。こんな状況を続ければ、混乱に乗じて、党首の魅力や党名だけで当選してくる新人議員がまたぞろ出てくるのではと思う。ぞっとする話である。減税日本の混乱について先日書いたが、産経新聞にも同種の指摘が出ていたがその通りである。公募に応募する人はその時の人気でどの党にでも応募するパータンの人が結構いる。日本の場合、かなり以前から政治家を志す人が少なく、当然その質も高くならない。条件も悪くなっている。変った人ばかりの変な世界になってしまう。悪いスパイラルである。

小溝筋のラ・ポール。その後、イーグレ姫路。T和裁教室の着物作品展。Hさんと懇談。その後、はまもとコーヒー。その後、自宅。その後、実家の母や妹らと夕食懇談。私もそうだが、皆誕生日が近い。4月に入ると皆歳をとる。