現在の姫路城をつくった池田輝政公の墓所のある増位山随願寺。輝政公400回忌法要に出席。


本堂内。献花、献茶、献酒、読経、焼香が行われた。輝政公は特にお酒が好きだったようだ。

途中、市長が後刻参加ということで私に突然の指名。暖房等の全くない本堂に30分以上正座を崩さず座っていたので足は完全に痺れ、足の感覚はゼロ。マイクに向かう途中こけてしまった。これほどカッコの悪い大失態はない。なんとか輝政公がつくった姫路城の平成の大修理の無事を祈る趣旨の挨拶。


増位山虚無僧保存会の献奏。三木城の別所長治に随願寺が攻められた時に当時の随願寺は全て焼き尽くされたという。生き残った僧は、材木町あたりに移り住みだという話も。別所長治は悲劇の話で取りあげられることが多いが戦国の世はそれだけではない。


輝政公の墓(供養塔)。


慶長(十八年)正月二十四日との日付がある。


その後、随願寺会館。中元播磨学研究所長の講演。輝政公は、織田・豊臣・徳川3家に仕え、関ヶ原の戦いの後、播磨国を手に入れた。現在も三左衛門堀にその名は残っている。


その後、石見姫路市長のご挨拶。


備中岡山藩の鉄砲隊奉賛会の皆さんも参加。輝政公の死去後、姫路→鳥取→岡山へと池田本家は移っている。姫路お城まつりにも毎年参加されています。


池田家の菩提寺となった岡山の国清寺から来られたお坊さん。岡山で今日式典等がないのは現在の岡山池田家では輝政の孫が初代藩主という位置づけのためのようだ。輝政公は藩祖の祖父という位置づけということだろう。


締めは随願寺の加藤住職の挨拶。寺の歴史なども教えて頂く。寺には平清盛が寄進したものもあるらしい。

この模様は今日の午後6時からのNHKで放送されました。