播但線上り列車が遅れている。朝の街頭演説にも遅れてしまった…。


播但線砥堀駅

朝の街頭演説後、神戸の県庁。12両編成の新快速が増え、座れる頻度が増えた。ありがたい。


元町駅から北へ。県公館。冬咲きチューリップで飾られている。

今日は会派の神戸市関連の政務調査。神戸市会の平木市議の案内もあり実施される。


神戸空港。言わずと知れた神戸市が設置した市営空港である。京極管理事務所長のご挨拶。その後、質疑応答。

神戸空港の財政計画や神戸空港管理収支の見通しと決算値の対比など(2011年10月25日現在)
決算値の対比をみるとメインの収入である着陸料が想定よりも低い。スカイマークの新規就航により1日30便制限の上限まで就航される予定だが、想定より小型の飛行機による就航のため、予定の着陸料収入が得られていないようだ。海上空港のため騒音はほとんどないようだが、現在の1本の滑走路では便数制限をなくしても定期便は1日40便ほどしか飛ばせないという。このほか国際線の就航などについても様々な規制があり、規制緩和を求めているという。


その後、施設見学。


その後、(独)理化学研究所 計算科学研究機構と併設されている(財)計算科学振興財団。先に世界一の計算速度となった「京」の民間利用が今年秋から始まる。


まず「京」本体の開発・施設整備をしている(独)理化学研究所 計算科学研究機構の平尾機構長(東大名誉教授)から挨拶と概要説明。やはり世界一を目指さないと駄目という話も。

その後、「京」をはじめとするスーパーコンピューターの利用促進を図るために県5000万、神戸市5000万、神戸商工会議所100万が出捐して設立された(財)計算財科学振興財団の安井専務理事(県産業労働部参事)から説明を受ける。ここでは京とは別に産業界向けのFOCUSスパコンを設置。また県立大学大学院も同じビルにあり、シミュレーション学研究科と連携している。

それぞれの団体と質疑応答。世界一の計算速度だった京だが、次回はアメリカに抜かれる可能性があるという。また、アメリカは汎用のCPUを使っているため、コスト面で優れており、他の実用面でも使い勝手がいいらしい。その後、施設見学。


スパコン京。この京の文字は書家 武田早雲さんの書。

その後、(財)先端医療費振興財団。


神戸医療産業都市構想について神戸市の三木参与から、先端医療センター病院について西尾院長から説明を受ける。三木参与はこうした構想や全体像に計画段階から関わっているようだ。今回全体像を一通り学ばせてもらったが、医療関係者にしても簡単には集められないかなり高いレベル。こうした構想を実現していくスキルのある行政職員の能力やモチベーションもかなり高いのだろう。株式会社神戸市ともいわれてきた神戸市だが、民間ではできない「開発」を垣間見させてもらった気がする。


脳卒中などの脳血管障害に最先端の技術で対応できる施設も。

その後、(地独)神戸市民病院機構 神戸市立医療センター中央市民病院。
民間とのPFI事業で建設された


松添理事兼事務局長のご挨拶。新病院の説明を受けた後、質疑応答。その後、施設見学など。

終了後、県庁。控室で同僚議員とやりとり。その後、姫路へ。朝に続いてJRが遅れる。新快速姫路行きが御着行きに変更になったり(苦笑)。